散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20201230最近読んだ本

2020-12-30 23:36:03 | 読書
■「孔子暗黒伝」諸星大二郎
話の密度が濃厚すぎる。文庫サイズだったので、読むのがキツかった。

■「酒のほそ道48」ラズウェル細木
年末の休暇日に酒を飲みながらこれを読む楽しさよ。

■「霊視刑事夕雨子」青柳碧人
タイトルで敬遠していたが、意外と面白い。

■「みんなの民俗学」島村恭則
なぜそのような風習が生まれたかという考察は面白い。出身校の7不思議の話があったが、私の母校では聞いたことがない。北海道という地の特性があるのだろうか(歴史が比較的浅い、各地の移住者が混在しているため話がばらける、等)。

■「冬の朝、そっと担任を突き落とす」白川三兎
よくありそうな話になってもおかしくないところを、こう料理するのかと。

■「諸星大二郎『妖怪ハンター』異界への旅」
『妖怪ハンター』の掲載ページが少なすぎて、読みたくなるわ!

■「地球帝国」アーサー・C・クラーク
再読。
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2020年のアート(作品部門)

2020-12-30 08:49:27 | 美術・アート
さて、展覧会部門に続いて、2020年で気になった作品を列挙する。5行ごとの空行は単に少し見やすくするためのものである。また、順番は上の方が見た時期が後になっているはず。

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西田陽二「孔雀の間にて」「A Woman with two dragons」「兎を抱く婦人」
佐々木はる「北海道産ジャガバター」
甲斐庄楠音「幻覚」
岸田劉生「麗子坐像」
ヴィルヘルム・ハマスホイ「室内、蝋燭の明かり」

ヴィルヘルム・ハマスホイ「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」
當麻寺「持国天立像」
三島喜美代「Box Asahi-10」
見崎彰広「扉の前で」
葛飾応為「吉原格子先之図」

Kit-A「Phoenix~不死鳥」
板谷波山「天目茶碗 銘命乞い」

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「これぞ!」という作品の記憶がない中で、選定した作品ベスト5は以下となる。

■西田陽二「孔雀の間にて」「A Woman with two dragons」「兎を抱く婦人」
女性画に定評のある作者だが、3点同時展示されていた迫力にやられた。

西田陽二「孔雀の間にて」。



■甲斐庄楠音「幻覚」
見るのは2度目だったが、凄みあるよね。

■ヴィルヘルム・ハマスホイ「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」
ハマスホイは似た感じの作品が多い中、しみじみと見続けることができるこの作品を入れておこう。

■當麻寺「持国天立像」
飛鳥時代の四天王。ヒゲがあって人間くさいような、独特の風貌が良い。

■葛飾応為「吉原格子先之図」
まさに吉原の光と影。良い作品を見た。
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2020年のアート(展覧会部門)

2020-12-30 08:39:00 | 美術・アート
さて、恒例の1年を振り返るアート関係の記事。まずは2020年で気になった展覧会を列挙する。5行ごとの空行は単に少し見やすくするためのものである。また、順番は上の方が時期が後になっているはず。

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市民ギャラリー「nor-hay展」
北海道立近代美術館「諸星大二郎展 異界への扉」
大通美術館「萩岩睦美再現画展」
本郷新記念札幌彫刻美術館「本郷新・全部展」
ギャラリーオマージュ「山下かさね水彩展」

スカイホール「名椀で一服・茶箱」
市立小樽美術館「私の愛したガラクタ図鑑 中本尚子コレクション展」
小樽芸術村「浮世絵展2020 第4期 川瀬巴水・吉田博と旅する日本」
北海道立近代美術館「没後50年 神田日勝 大地への筆触 ここで描く、ここで生きる」
にいがた文化の記憶館「江戸のリアリズム森蘭斎」

北方文化博物館「常設展」
新潟県立美術館歴史博物館「発掘された日本列島 新発見考古速報2020年」
ギャラリー門馬「久野志野個展 森の配置、ひかりの距離で」
旭川美術館「京都国立近代美術館所蔵品展 京の美術-洋画、日本画、工芸」
北海道立近代美術館「なんちゃってカエル名画展」

小樽市博物館運河館「蜃気楼の美術工芸品ー高島おばけの時代背景ー」
市立小樽美術館「企画展_DeadEnd−「十間坂」谷口能隆写真展」
北海道立近代美術館「キスリング展」
新さっぽろギャラリー「炭鉱の理容所 佐藤哲也写真展」
JR TOWER ARTBOX「昼と夜の曖昧な境界線」

愛知県美術館ギャラリー「愛知県立瀬戸窯業高等学校セラミック陶芸科 専攻科終了制作展」
名古屋市美術館「岸田劉生展」
市民ギャラリー「第48回在日朝鮮学生美術展-北海道展-」
東京国立博物館「特別展 人、神、自然 ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界」
東京都美術館「ハマスホイとデンマーク絵画」

東京国立博物館「日本書紀成立1300年特別展 出雲と大和」
北海道立近代美術館「北海道151年のヴンダーカンマー」
国立新美術館「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」
太田記念美術館「開館40周年記念 肉筆浮世絵名品展 歌麿・北斎・応為」
大通美術館「楢原武正展」

森美術館「未来と芸術展」
国立西洋美術館「ハプスブルグ展」

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さて、上記の中から、今年の「展覧会ベスト5」を選定した。といっても、今年はブロックバスター式の展覧会にあまり行けない年だった(仕事の関係+新型コロナ)。来年以降の展覧会も予定されているのだろうが、見に行く機会は減りそうだな(しかし、たまっているマイルを何とか消化したい…)。

■北海道立近代美術館「諸星大二郎展 異界への扉」
これまで避けてきたところがある諸星大二郎だが、展示の生原稿を見てその読ませる力に驚いた。

■北方文化博物館「常設展」
新潟でバスに1時間乗り、はるばる訪問。ちゃちな個人邸とは一線を画した、日本海側文化圏の底力を見せつける場所であった。

■東京国立博物館「特別展 人、神、自然 ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界」
カタール王族のコレクション展。とにかく見たことの無いような文化の名品が鑑賞できた。

■東京都美術館「ハマスホイとデンマーク絵画」
今年の展覧会といえば、一番に出てくるのがこれ。確か開催期間の変更もあったような記憶もあるのだが、何とか出張とタイミングを合わせることができた。

■北海道立近代美術館「北海道151年のヴンダーカンマー」
北海道の(良い意味で)ガラクタをぶちまけたような展覧会。もう一度見に行こうと思っていたのになあ。

ということで、今年のナンバーワンというのは特に選定しない。
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2020年12月のカクテル

2020-12-30 08:37:02 | 飲み歩き・札幌市内
今月飲んだカクテルは以下の通り24杯。最初に1杯軽めのものを飲んで、2杯目が創作カクテル、3杯目がウイスキーという型が決まっているために、意外とバリエーションが少ない。もう少し自由に飲むべきかな?

ウイスキー 9
オリジナル 8
ジンソニック 2
ウイスキーソーダ割 2
アクアビットモスコミュール 1
スイーティーミモザ 1
ジン 1
合計 24
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