室蘭市議会議員 児玉智明の徒然日記

日々の様子をしたためています。

委員会調査(高岡市)

2010年05月19日 | インポート
高岡市では「高岡斎場」を視察しました。この斎場は平成13年に都市計画決定を受け建設が決まりましたが、迷惑施設ということでの反対運動などもあり、関連する付帯工事の着手が平成17年にずれ込んでいます。そして実際に開設されたのが平成21年4月1日です。総事業費は48億円で、その内45億円に合併特例債が使われています。現在でも反対派の住民に配慮して、看板は掲げておらず霊柩車の使用も制限しています。施設には式場も設置されていますが、計画当時とは異なり民間斎場の位置づけが大きく変化したため、ほとんど利用されないなどの問題も出てきています。火葬炉は10基あり、LPガスを使って主燃焼炉と再燃焼炉の2系列で火葬し、なお且つ高性能な集じん装置(バグフィルター)によって集じんし、触媒式の脱硫装置をとおり排出されます。ですから外へ排出される時には煙として出ることはなく、はほとんど肉眼では確認できないとのことでした。実際、建物の外から見える煙突はなく、換気口のような排出口が屋根と壁の間にあるだけです。室蘭の火葬場と比べる術もないくらい遺族のプライバシーにも配慮した施設になっています。ただ残念なのは、先ほども書きましたが、反対運動が続いているため、館外だけではなく館内にも花輪が飾れない、斎場への案内表示も設置できない、喪服姿で路上案内ができない、など利用者にとっては不都合な部分もあります。近くには民家もなく、分かりずらい場所にある事などを考えると斎場の看板や案内板くらいは必要だと思うのですが・・・・?

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