最近、「説明責任を果たしていない」という論調をよく耳にします。鳩山代表の政治資金収支報告書の虚偽記載問題での記者会見(説明)が終わった後でも、各方面からそのことを言われています。小沢前代表の時もそうでしたが、少なくとも記者会見まで開いて説明はしていますし、ましてや、鳩山代表は自ら誤りを認めて説明しています。それに比べて同じように虚偽記載の疑いが指摘されている方々もいますが、なんら具体的な説明がありません。つまり説明する責任を果たしていないことになります。説明しているほうが、「説明責任を果たしていない」と言われて、説明しないほうがなにも言われないのはおかしなものだと思います。説明に対し納得いく、いかないは説明のしかたとその人の受け取り方であって、説明をするという責任は果たしています。説明をする責任を放棄している方々が「説明責任を果たしていない」と説明をしているほうに言う資格はないと考えています。あまりにも理不尽な言い方は控えてほしいものです。当然、問題があったならば真相の解明をしなければなりませんし、その結果同義的、政治的、法的責任の追求をしていかなければならないことも出てきます。相手方を批判するばかりではなく、お互い冷静に対処する必要があります。

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