室蘭市議会議員 児玉智明の徒然日記

日々の様子をしたためています。

職業観

2008年07月16日 | インポート
ある会社経営の方から、「最近先生と言われている職業の人たちが忙しくて大変だからなんとかしてくれ、との話がよくマスコミなどで取り上げられているが、本当にそれでいいのか?」との意見を伺いました。内容としては、「学校の先生やお医者さんたちの仕事がハードで精神的に参っているので、保護者や患者さんも協力して負担を減らしてくれ、というのは違うのではないか?」との意見です。「自分たち零細企業は利益にならない仕事でも断ることができず、朝から晩まで休みなしで働いても従業員の給料さえ用意できない状態で、365日、24時間仕事の受注と金策のことばかりで、頭の中はいっぱいで気が狂いそうになっている。それなのに高い給料をもらっていながら、仕事が大変だから、自分たちの限界を超えているから、などと言っているのが許せない。ならばもっと優秀な人材を育てる工夫をしろ、医者になりたい、教師になりたいと考えても、いろいろな理由で断念している若者が自分の希望通りに進める道を開発すればいいではないか、自分のところで安い賃金で、汗まみれで働いている若者がかわいそうでならない。」とのことでした。たしかに先生たちの仕事も大変で、このままではいけないとは思いますが、それよりも二極化されたもう一方の救済のほうが先ではないかと考えさせられた出来事でした。

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