俳優 堀田眞三(グランパ)です。

俳優 堀田眞三です。
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~~ゼネラルモンスター 感想~~  感謝!

2013年01月28日 09時36分56秒 | Weblog
T◎さん~~ありがとうございます!~~

・・・  ・・・

遅くなりましたが… (T◎)
2013-01-19 08:27:53
堀田 眞三 様

とっくに松の内も過ぎてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
新年の挨拶および今年の初コメントが、随分と遅くなってしまい、
その非礼をお詫び申し上げます。

本題ですが、以前、途中まではお届けしたものの、
ストップしたままになっていた『スカイライダー』の感想文。

この年末年始を使って、改めてまとめて視聴しましたので、
ここにその感想をお届けしたいと思います。
ただ、感想文自体は前回までお届けした分以降である、
第9話からのものを書いていきますので、その点をご了承願います。

第9話からゼネラルモンスターは服装が変わり、
カギ爪という小道具も追加されて、
そのキャラクター描写にも若干の変更が加えられましたが、
やはりこれまでと違った怖さを出そうと、

堀田さんが試行錯誤しながら演じられている、その演技に苦心している様子が、
ゼネラルモンスターのキャラ変化直後の話では感じられます。
その新しいゼネラルモンスター像を、
堀田さんがようやく掴んだのではないかと私が感じたのは第12話でした。

第12話の冒頭、自身の能力を試して
「実験は成功」と報告するナメクジンに対して、
ゼネラルモンスターがスッとカギ爪を出して
作戦のGOサインを出すような仕草が、凄く自然にできていたように感じたのです。

次の第13話でも、
やはり話の冒頭のアリジゴクジンとの会話シーンが印象に残るのですが、
私はこの第13話の演技が、
最もゼネラルモンスターの非人間的な怖さを出せていたように感じました。
「一千万東京都民が一斉に死ぬ」というアリジゴクジンの言葉を受けて、
カギ爪を目の前まで静かに移動させながら、

不気味に笑うゼネラルモンスターのカット。
その目は一切光った部分がないドス黒い目で、
それがいい感じに悪役らしい濁った目に見えるのです。

加えて、無表情のまま、低い笑い声を発する「笑顔」が、
素晴らしく怖い画に仕上がっていて、
個人的にはゼネラルモンスターのベストカットはこのシーンだと思いました。

この話の中盤辺りには「爆弾が発見されなければ計画は万全」と
ゼネラルモンスターがつぶやくシーンがありますが、
そのセリフの後にアジトに響く、ゼネラルモンスターの不気味な笑い声。
これがゼネラルモンスターという間らしい、
黒く沈んだ恐怖の笑い声に聞こえて、
まるで地獄の悪魔が笑っているかのような、見事な演技でした。

第13話を観て、
堀田さんの役者としての素晴らしさを、私は改めて感じた次第です。

第14話ではハエジゴクジンに、第15話ではアオカビジンに、
それぞれ仮面ライダーの存在を注意するシーンがありますが、
これも
仮面ライダーのことを高く評価してきたゼネラルモンスターが言ってこそ、
説得力があるセリフだと思います。

その一方で、第15話では
カギ爪でイスを叩き、怒り・悔しさといった感情を
珍しく露にするシーンがありますが、これは第14話でも
同じ注意をしたのに怪人が負けて作戦が失敗したことと、
内心ではそろそろ自分の立場の危うさも感じているゼネラルモンスターの
心情を描いたシーンであると、私は解釈しました。

子供の頃は、こういう「悪の幹部が何かを破壊する」というシーンを観て、
「おっ!」と思ったのも事実でして、
こういうシーンは幾つになっても印象に残りますね。

第16話と第17話はゼネラルモンスターの決戦編だと思いますし、
思いのほか長文になりましたので、今回はここまでにしておきます。

その際に以前から思っていたことと、
ゼネラルモンスターの全体的な感想もお届けできれば、と思っております。

それでは、またコメント致します

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