富山県黒部市宇奈月をご存知ですか?
岐阜県を北上し山間を走る東海北陸自動車道を抜けると、一気に富山の広い平野が眼前に現れます。
左手に日本海、右手に立山や剣岳そびえる北アルプスと、富山県民は贅沢な景色を味わってるなーなんて思いながら、たどりついた宇奈月は雄大な峡谷と温泉が有名な観光地。
なぜ岩村から300キロ以上離れた宇奈月に来てるかというと、お目当てはこれ
これは8輪駆動の電気バス、その名は「EMU」
地域交通システムの新たな提案として、現在ここ宇奈月と群馬県桐生市で実験走行を行っています。
その特色は、まず電気であることはもちろん、最大時速19kmという低速走行、窓のないオープンな設計による解放感。
8人乗りでコンパクトな車体なので、狭い道でも楽々通り抜けられます。
実はこれを今度の岩村のイベント「おかげまつり」でも走行させる予定でいます。今回は岩村で走らせる前に視察と試乗をしておこう、ということでホットいわむら会長瀬戸氏とはるばる2人旅をしてきました。
いち早く乗り心地を体験してみたい気持ちを抑えて、まずはこのバスの導入・普及を促進する「一般社団法人蓄電型地域交通推進協会」のシンポジウムにお邪魔して、この電気バスが地域にどのような役割を果たすのか、その話を聞いてきました。
その中で印象的だったのが、このバスがただの移動手段ではなく、設計の段階で地域内でのコミュニケーションを促進し人と人をつなぐことから考えられた乗り物であること、そのために「速い」「大量」といった現代社会で優先される規範から「ゆっくり」「コンパクト」といった逆の要素を設計に組み込んだ、という点です。
なるほど、ますます興味深いEMU。シンポジウムのあと早速乗り込みました。
ドアすら簡易的でオンデマンド乗降しやすく、自分と景色を遮る窓ガラスがなく低速なので、谷が美しい宇奈月の景色との一体感をたっぷり楽しめます。
対面式の座席は不快にならない程度の距離感で、知らない人同士でも自然に会話が弾みます。
さらに黄色の車体がなんともポップで、周囲からの注目度大。
モーターは力強く勾配もへっちゃら。尾瀬の大清水口でのシャトル走行実績もあるらしいです。
視察のつもりが宇奈月の景色を存分に堪能してしまい、すっかり観光モード。またゆっくり来たいな~、トロッコ列車も楽しそうだったし~、温泉も入りたいし~
はっ、すっかりEMUの思うつぼではないか!
しかももう一台が走っている桐生も岩村と同じく重伝建地区での走行をして、狭い町並みをゆっくりと眺められることから好評を博しているとのこと。観光はもちろん住民の足としても重宝されていて、観光客と住民との交流が自然と生み出されている、とのことです。
今回町なか開催するイベントで細長い城下町の中の移動手段をどうするか、というところから探し出したこのEMUですが、岩村と同じような地域内交通の課題を抱える(抱えてきた)宇奈月や桐生の取り組みを見ていると、何かそれ以上のものをここ岩村でも投げかけてくれそうな期待が高まります。
帰りは瀬戸会長が鱒寿司買ってくれました♪ごちそうさまでしたー
岐阜県を北上し山間を走る東海北陸自動車道を抜けると、一気に富山の広い平野が眼前に現れます。
左手に日本海、右手に立山や剣岳そびえる北アルプスと、富山県民は贅沢な景色を味わってるなーなんて思いながら、たどりついた宇奈月は雄大な峡谷と温泉が有名な観光地。
なぜ岩村から300キロ以上離れた宇奈月に来てるかというと、お目当てはこれ
これは8輪駆動の電気バス、その名は「EMU」
地域交通システムの新たな提案として、現在ここ宇奈月と群馬県桐生市で実験走行を行っています。
その特色は、まず電気であることはもちろん、最大時速19kmという低速走行、窓のないオープンな設計による解放感。
8人乗りでコンパクトな車体なので、狭い道でも楽々通り抜けられます。
実はこれを今度の岩村のイベント「おかげまつり」でも走行させる予定でいます。今回は岩村で走らせる前に視察と試乗をしておこう、ということでホットいわむら会長瀬戸氏とはるばる2人旅をしてきました。
いち早く乗り心地を体験してみたい気持ちを抑えて、まずはこのバスの導入・普及を促進する「一般社団法人蓄電型地域交通推進協会」のシンポジウムにお邪魔して、この電気バスが地域にどのような役割を果たすのか、その話を聞いてきました。
その中で印象的だったのが、このバスがただの移動手段ではなく、設計の段階で地域内でのコミュニケーションを促進し人と人をつなぐことから考えられた乗り物であること、そのために「速い」「大量」といった現代社会で優先される規範から「ゆっくり」「コンパクト」といった逆の要素を設計に組み込んだ、という点です。
なるほど、ますます興味深いEMU。シンポジウムのあと早速乗り込みました。
ドアすら簡易的でオンデマンド乗降しやすく、自分と景色を遮る窓ガラスがなく低速なので、谷が美しい宇奈月の景色との一体感をたっぷり楽しめます。
対面式の座席は不快にならない程度の距離感で、知らない人同士でも自然に会話が弾みます。
さらに黄色の車体がなんともポップで、周囲からの注目度大。
モーターは力強く勾配もへっちゃら。尾瀬の大清水口でのシャトル走行実績もあるらしいです。
視察のつもりが宇奈月の景色を存分に堪能してしまい、すっかり観光モード。またゆっくり来たいな~、トロッコ列車も楽しそうだったし~、温泉も入りたいし~
はっ、すっかりEMUの思うつぼではないか!
しかももう一台が走っている桐生も岩村と同じく重伝建地区での走行をして、狭い町並みをゆっくりと眺められることから好評を博しているとのこと。観光はもちろん住民の足としても重宝されていて、観光客と住民との交流が自然と生み出されている、とのことです。
今回町なか開催するイベントで細長い城下町の中の移動手段をどうするか、というところから探し出したこのEMUですが、岩村と同じような地域内交通の課題を抱える(抱えてきた)宇奈月や桐生の取り組みを見ていると、何かそれ以上のものをここ岩村でも投げかけてくれそうな期待が高まります。
帰りは瀬戸会長が鱒寿司買ってくれました♪ごちそうさまでしたー
桐生市は認識違いだったかな、失礼しました。
個人的にはこのデザイン結構好きです(笑)
EMUという乗り物、なかなか興味深い乗り物ですね。岩村の本通りを下から上へゆっくり走らせたら面白そうですね。
ただ色はちょっと考えた方が良いかもしれませんね。
群馬県桐生市は現在重伝建地区を目指しているところで、まだ重伝建地区ではないですよー。