引き続き、みうらじゅん先生のご著書。正直、ここまで文章も達者とは存じ上げませんでした・・・こちらの心を沸き立たせる流れるような見事な筆致・・・これ、本人が書いてらっしゃるなら、みうらじゅん先生に対して僕は全くの思い違いをしてました。トークが抜群の方だと思い込んでいたので・・・
で、こちらの本。親孝行をプレイとして行うための指南書なんですが・・・正直、前半部分はそれほど面白い内容ではありません。まあ、僕がプレイとは言え親孝行らしきことをしようと思えない冷血漢であるからなんですが・・・中盤、父親に対して親孝行プレイを行う場合のくだりで「アルジャーノンに花束を」を例として出す部分・・・テンポと構成が思いっきりツボにハマってしまい、電車の中で涙を流して大笑いしてしまいました。
電車の中という「笑ってはいけない」シチュエーションであるのもブーストかかる原因ではあったのでしょうけど、今まで文章を読んでこんだけ笑った事があったかどうか・・・
いやはや恐ろしい才の持ち主であらせられることよ・・・全体としても為になる本です。KindleUnlimitedで読めますので会員の方はどうぞ(^o^)