続いて2冊目。これ面白かったなぁ!
ベーシックインカムって言うと、反対論者からありそうな疑問点を持ってるキャラクターが出てきて、それに反論する形で説明してるんですよね。その順番も確かに読者が思い浮かぶ並びになってる・・・と。
んで、財源から必要性から色々と説明してくれて
「もう間違いなし!」
と言う気持ちになるんですけど・・・まあ、いくら正しくても日本では外圧が無い限り・・つまり外国で成功例が出まくるまでは無理でしょうね。そして外国で成功するためには超強力な既得権益の受益者を敵に回して革命的な成功を起こさないといけないんですから。多分、なんとかしてくれるのはいわゆるテクノロジーを信奉するサイバーリバタリアンじゃないかなぁ・・・
例えば、2chを作った「ひろゆき」氏はずっとベーシックインカムが必要だと言ってはりますね。自分を突き放して論理的に見れば、無理やり仕事を作るための仕事、そのために賃金は下方に押さえつけられて、豊かさは行き渡らないってのは分かる話なんですけど。
まあ、結局古い人間が死に絶えないと無理でしょうね。逆に言えば、時が来ればあるべき形に納まるという話でもあるし、まあ、自分の影響の輪の外側に対して無理して働きかけようとしない方が無駄がなくて良いんじゃないでしょうかね・・・
出来ることを無理なく実践する。僕にとっては自分で本を読んで、感想を書いたりするのが限界ですかね。
ちなみに、こちらの本ですがなんとKindleUnlimitedの対象本です。もし興味がある人は是非。
ちなみに僕はいわゆる左側の思想を持ってる人間で、真女神転生をプレイするといつもカオスサイドになってしまう事からも分かるように
人間も大いなるシステムの一部なので内部からなんとか出来るとか言う考えはおこがましい
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死ぬ時は死ぬし、死なないといけないときに死なないのは良くない
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なるようになるのを楽しむしか無い。自分なりに無理なく出来ることをしたら、それで良いじゃないか
そういう点で言うと、ベーシックインカムで暇な時間が出来て、各々がへんてこな研究を自由に始めた結果、人類を救う発見があるかも・・というのには期待したいところですね。まあ、それまでに大破局が起こって結果的に人口・環境問題が解決するかも知れませんが(ネガティブ)。