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星田オステオパシー

マネーはこう動く を読んだ

金利やら為替やらがどんなメカニズムで、どのように動くのか・・ってのを、元外資ディーラーだった著者さんが講義形式で書かれた本です。

実に分かりやすい・・・そしてかつてディーラーとして実績もすごかったんだろう・・・そこが興味深いんだよな。

この本では、とにかく、今私は株や土地を買って投資をしてますよ、世界は今、好景気の道を突っ走ってます。それを日本人は・・国債とかばっかり買ってもっとリスクを取らんかい!

みたいな・・・さてこの本の出版日なんですが・・・2007年7月30日・・・よりによってこのタイミングかよ。こりゃリーマンショックの時には立場無かっただろうなぁ~

本の中でもサブプライム問題について触れてて、あんなので問題になるほどアメリカ人も馬鹿では無い、とか。他の部分でも結構当て推量で書いてる部分が多くて(だと思うよ、とか)、それがことごとくと言って良いほどハズレていると言うね。

つまり・・・ホント、プロでも当てモンみたいな結果しか出せないところがマネーのすごいところなんでしょうね。

けど、今年は2012年。ずっと以前に読んだ本で、日本に教会をつくるためにやってきたユダヤ人が日本の相場を分析して10年サイクルってのを導き出したんですよね。

それによると、2~3年の上げ相場。その後同じだけの下げ相場。そして5年ほどの底練りが続いた後、また最初の上げ相場に戻る、と。

確かに2003年から始まってたサイクルで言うと今は少なくとも底練りの終盤のはずなんで、今から買い出動をするのは割の良い賭だと思ってるんですが・・・・。ただ、上げの前に底練りからガクンと一瞬大きく下げるという話ですし、そこんところを見極めないと・・って事でしょうかね。
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