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物価高は生活や生産を直撃する

2013年02月14日 09時29分24秒 | その他
円安の関係で、ガソリン価格やパンなどの価格上昇が
指摘されています。生活費が上がっていくというのに、
インフレ政策を支持するのは間違っていると思います。



自国の通貨を安くするということは、「輸出に有利」
と言いますが、海外から物を買うときには「不利」なの
です。



日本国内で、日本の人びとの雇用を作りながら、
生産活動をする企業なら、日本の生産費が上昇
することにつながるのですから、長期的には
不利になるはずです。



また、生活を守るという立場からは、家計支出を
控えるでしょう。日本の国内需要は冷え込みます。



デフレ脱却は、人びとの賃上げによる有効需要、
海外の低賃金労働によって生産されたものに依存しない
経済など、実経済への対応が大切であって、貨幣的な
ものでインフレを起こしてはいけないと思います。



円安や株式高を引き起こしている「市場」は
善でも何でもありません。彼らはマネーゲームで
儲かるかもしれませんが、一般の人たちには
恩恵よりも害悪が大きいと思います。




(当ブログの過去記事)

インフレターゲット 勤勉・倹約の人が報われない政策 

円安なら、逆に国内旅行をしよう!

田巻 一彦氏のロイターコラム : 金融緩和に依存する安倍氏の政策、財政規律緩むリスク」

海外生産を見直してはどうか

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