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がんの治癒実績の数値は簡単に見られない

2012年10月23日 12時34分52秒 | 医療・がん征圧
診断5年後のがん生存率公表=4年ぶり、全国の中核28病院で
(ヤフー 時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000003-jij-soci


(引用開始)

 国立がん研究センター研究班は23日、胃、大腸、肺、乳、子宮頸の5種類のがんについて、診断から5年後の患者の生存率などを全国のがん専門病院ごとに集計し、ホームページ上で公表した。公表は2008年以来、4年ぶり3回目。病院名を明らかにしたのは、「全国がん(成人病)センター協議会」に加盟し、地域の中核を担う31病院のうち28病院で、前回より9病院増えた。
 生存率は、進行したがん患者を多く診るほど下がるなど、単純に治療の優劣を示すものではない。研究班は、参考情報の一つと捉えてほしいとしている。
  (中略)
 各地の病院が独自に公表している数字は、外科手術の生存率のみで、手術ができない進行患者の情報を含まないなど、生存率が高く出る傾向があるという。
 
(引用終了)



この記事にあるように、「進行したがん患者を多く診るほど下がる」
という事実もあるので、逆に、そういう患者に冷たい病院ほど
「実績」が上がるという可能性はないでしょうか。



うがった見方をすれば、「実績」のために進行がんの患者を
診ない病院だって出てこないとも限りません。


もちろん親身で「腕」なども良い病院もあるということも
たくさんあるでしょうけれども、数字だけでは判断できない
ことです。



数値だけを見て病院を判断するような安易な思考を
私達、患者側もとらないようにしないといけないと思います。



厳しい状況でも、治療に最善を考えて取り組んでくれる病院、
QOLも考えながら親身に考えてくれる病院こそが求められる
と思います。



(当ブログの過去記事)

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http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/26937ebd0161ac57601ec27df103e795

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