【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

翻訳証明書とは

2020-04-07 08:16:44 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

「翻訳証明書」
ってご存知でしょうか

申請書や証明書などを翻訳し
行政機関や役所、政府機関といった公的機関
その他学校などに提出する際に
翻訳物と一緒に
提出を求められる(場合がある)書類です

わかりやすく言うと
日本人が外国の学校に入学したり
外国人が日本の学校に入学したり
ビザを申請したり
国際結婚したり離婚したりといった
留学、移住、結婚ほかにも
会社設立、不動産購入、口座開設
といった理由で
日本の公的書類を翻訳して外国で提出
またはその逆で
外国の公的書類を翻訳して日本で提出
する場合などに翻訳したものと一緒に
必要となる(場合がある)書類です

そしてその意味は読んで字の如く
「翻訳した内容が原文に忠実であることを証明するもの」
です

ではなぜそのような書類の提出
求められるのでしょう?

簡単に言うと
「公的書類も翻訳すると私文書となる」
からです

もうちょっとわかり易く言うと
「翻訳した時点で公的書類としての信用力がなくなる」
からです

信用力がなくなるから
「この翻訳内容は正確である」
ということを誰かが担保しないといけなくなるからです

よってこの「翻訳証明書」は
「〇〇(翻訳者)が責任を持って翻訳しました」
または
「〇〇(翻訳会社)が責任を持って翻訳しました」
といった文言と共に
社印が押してある書類のことなのです

繰り返しますが
「翻訳証明書」は
申請書や証明書などを翻訳し
行政機関や役所、政府機関など公的機関
その他学校などに提出する際に
必要となる(場合がある)書類なのですがなかには
「翻訳証明書だけでは済まない場合」
もあります

「公証役場での認証を付けて欲しい(※1)
「法務局での公証人押印証明も付けて欲しい(※2)
「外務省によるアポスティーユを付けて欲しい(※3)
「翻訳書類の提出先がハーグ条約締結国ではないので公印証明を付けて欲しい(※4)

というように提出する書類の内容や場所によっては
その難易度が上がるというか
手間の掛かり具合は増えるのですが
どこまで対応しているかは
翻訳者や翻訳会社によってまちまちです

※1 公証役場での認証についてはこちらを参照ください
 http://www.koshonin.gr.jp/business/b07_1

※2 法務局での公証人押印証明についてはこちらを参照ください
 http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/koushounin_shoumei.html

※3 外務省によるアポスティーユ、公印についてはこちらを参照ください
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000548.html

※4 ハーグ条約締結国についてはこちらを参照ください
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000610.html

【翻訳商社】ノーヴァネクサスでは
公証役場での認証代行とそれ以降は行なっていませんが
申請書や証明書といったドキュメント
その翻訳に関するお問い合わせをいただいた際には必ず
「翻訳証明書の要不要について」
お尋ねするようにしています

詳しくは以下までお問い合わせください