【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

翻訳業とはですねぇ…

2020-04-28 09:11:51 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

「翻訳(業)とは珍しいですね」
「どんなお仕事が多いんですか?」

よく聞かれます
そしていつも一瞬
なんとお答えしようか迷います

迷うのは

"なにを"
"どういった順番でお答えすれば"
"理解していただき易いか"

つい考えてしまうからです

ご質問者の頭のなかにはおそらく

"外国語の書類を前に"
"うんうん唸りながら翻訳している"
"私【翻訳商社】マンの姿"

浮かんでらっしゃるんだと思います

なぜかと言うと

「英語以外の言葉もお出来になるんですか?」

なんて聞かれたりすることもあるからです

つまり私

"私【翻訳商社】マン自身が翻訳をするのだ"

と思われているフシがあるからです

いやいや
私自身が翻訳するわけではないですよ
契約している1000名以上の
翻訳者さんにお願いするんです

まずはやはりそこから
やんわりと訂正すべきか

いや私【翻訳商社】マンが作業をしようがしまいが
それはおそらくご質問者にとってはどうでもよいことで
お聞きになりたいのはたぶん仕事の内容だろうし
ここはひとつ堅苦しく真面目に

・産業分類(金融、法律、IT、工業、医薬、その他など)

・ドキュメント分類(契約書、マニュアル、プレゼン資料、WEBサイトなど)

・発注機関(民間企業、官公庁、特殊法人、個人など)

・部門(法務部、広報宣伝部、経営企画部、営業部技術部など)

・言語情報(日本語から英語、中国語から日本語など)

のうちのどれかひとつを選んで
わかり易く答えたほうがよいのか

いやでもそれでは
冗長過ぎるのではなかろうか

そんなことが瞬間的に
頭のなかをぐるぐる回っているというか
回しているというか
とりあえずそんな変なことに
労力と時間を使っているからです

もしかしたらご質問者は
話を膨らませたり深掘りする気は毛頭なく
挨拶程度にお聞きになっただけかもしれません

いやぁ
翻訳会社は取引の間口が広くてですねぇ
お客様も取り扱うドキュメントも
多岐に渡っていてですねぇ

そんなお決まりの口上のあとに続く
長ったらしい回答は
1mmも期待されていないのかもしれません
(おそらく8割方そうだと思いますが)

そんなことを頭のなかで
ぐるぐると回しているがために
いつも一瞬
回答に迷ってしまうのです

「翻訳(業)とは珍しいですね」
「どんなお仕事が多いんですか?」

いやぁ、いろいろありますよ
いろいろ、です
(詳しくお聞きになりたいですか?)

いつかそんな風に
余裕と風格をもった回答
できるようになりたいものです