【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

出会いを育む新たな仕組みの模索は続く

2020-06-26 10:13:06 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

新たな出会い

今般のパラダイムシフトにより
その機会が減ってしまったこと
それが私【翻訳商社】マンにとって
大きな痛手となっています

新たな出会い

それは実に
さまざまなコトを与えてくれます

情報
示唆
学習
自戒
叱咤
激励
慰労
関係
信頼
友情
取引
利益

枚挙に暇がありません

しかしセミナーはオンラインになり
対面型ビジネス交流会にも再開の兆しはなく
これまで会ったことの無い方に
直接会ってお話しする機会
ほとんど無くなってしまいました

その場に行けば数十人
多いときには数百人の人が居て
場の空気や流れを読みながら
さり気なく話しかけて名刺を交換して
自己紹介をしつつお話を聞いて
適当なところで切り上げてその後に繋げる

さまざまなところでDXは進んでいますが
かつて対面型ビジネス交流会やセミナーで
とっていたフットワークの軽い動き
それに代替するものには残念ながら
まだ出会えていません

こう言ってしまうと身も蓋もありませんが
ビジネスに於いて他人様とお会いするのは
その後の有効活用と相互発展を前提とした
個人情報のやりとりが目的であり
それができる新たな手段
今のDXの流れのなかで見つかれば
"電車(車)に乗って行って帰って"
という非生産的な時間が不要になる
オンライン化を厭う理由
まったくありません

ただ
あらゆることがオンライン化されつつあるなか
名刺交換ひとつをとっても
共通のプラットフォーム利用者に出会い
スムーズに行なうのは案外難しいこと
この春からの動きで痛感しています

たった一枚の小さな紙片という名刺
それをただ受け渡しするだけで得ることのできる
その後の大きな可能性
それにとって代わるデジタルプラットフォーム
誰もが利用しているかもしくは
利用していなくても情報交換のできるもの

それが浸透して初めて
ビジネスマッチングに於けるDXは成るのかな
そんな気もしています

新たな出会いから取引開始まで

オフィスや家から一歩も出ぬままの
一気通貫の仕組み作りという
暗中模索な旅は
まだしばらく続きそうです


翻訳をもっと知ってもらうために

2020-06-19 08:44:59 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

開設以来先週まで
デイリーで投稿していたブログですが
誠に勝手ながら今週より
ウィークリーとさせていただきました

よってこれが今週になって
ウィークリーになって
初めての投稿です

そんなことはさておき
私【翻訳商社】マン
常日頃より小うるさく翻訳ビジネスのこと
いろいろと申し上げておりますが
最近あることに気付きました
 
それは

自分が思っているよりもはるかに…
はるかにはるかにはるかにはるかに
翻訳依頼方法はもちろん
翻訳というものへの処し方が
世の中には浸透していない


ということです

わかりにくいですよね
わかり易く言い直しましょう

「あ、翻訳しないといけないんですね」
「わかりました」
「それでは少しヒアリングさせてください」
「なるほどです」
「ではこんなやり方でいかがでしょう?」

これまで私【翻訳商社】マン
翻訳のお問い合わせをいただいたお客様に
このような流れで対応していたのですが
実はそれ以前に消えてしまっているニーズ
思っていた以上に多いことに気付いたのです

まだわかりにくいですよね
補足します

つまりお客様の立場でいうと

ああ、これ翻訳しなくちゃなぁ…
でも翻訳なんてやったことないし...
困ったなぁ
 
そういえば英語が出来る奴
隣の部署に居たなぁ
あいつがやってくれたらいいのに
え?
忙しくて出来ない?
 
うーん...
やっぱどっかに頼まないとなぁ
でも頼めるところなんてあるのかなぁ
あったとしてもどこに頼んだらいいのか…
 

そういえばGoogle翻訳ってのがあるな
とりあえずそれでやっちゃうか...
やっちゃえ
 
できた
とりあえず英語になってりゃいいよね
うん
これでよしとしよう
はい、おしまい
 
という経過で
私【翻訳商社】マンのところまで
お問い合わせとして辿り着かない
つまり消えてしまっているニーズが
思っていた以上に多いことに気付いた
ということなんです
(単に機械翻訳を使って終わり、ということではなく、それ以外の何らかの方法を使って、ということです)
 
これは情報交換的なやりとりを
様々な企業様とさせていただくなかで
判明したことなのですが

「案件のもっと上流にフォーカスしよう」
「そして翻訳ニーズが顕在化する前から」
「お客様のプロジェクトに」
「一枚噛んでおくようにしよう」
 
なんて言いながらかつて
若い営業担当者たちにもよく言ってた
まさにそれなんですが
私【翻訳商社】マン自身がそれを
十分に出来ていなかったことに
今回改めて気付き猛省したわけです
 
海外と取引するには翻訳が必要です
海外に進出するにも翻訳が必要です
海外に人をやるにも翻訳が必要です
海外から人を得るにも翻訳が必要です
 
とにかく海を越えた先にある国や人と
何らかのことをしようとするには
必ず翻訳が必要になるのです
 
ところがその翻訳というものが
世の中に十分浸透していない

そして浸透していないから当然ですが
認知もされていない

認知もされていないから
突然発生したニーズにも
適切に対応出来ていない

だから面前にある不適切な手段で
安易に処理してしまう
結果として良好な反応が得られない

そして我が社の国際化は
遅々として進まない...

 
というのが思っていたよりも
この国で数多く発生していることに
気付いたということなのですが
これは一重に私【翻訳商社】マンのような
業界関係者の努力不足によるものと
猛省するに至りました
 
不肖私【翻訳商社】マン
厚かましくも僭越ながら

"翻訳依頼ノウハウのエバンジェリスト"

なんてあちこちで自己紹介しながら
活動させていただいておりますが
翻訳依頼方法はもちろんのこと
翻訳そのものについてももっと
普及、認知に至る活動をしていかねば
と思い新たに気を引き締めた
そんな今週でございました


籠城から生まれるエコシステム

2020-06-12 09:08:25 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

"兵糧攻め"

今般の緊急事態宣言による自粛期間中
ずっと頭に浮かんでいたのが
この言葉です

"兵糧攻め"

言わずもがなの攻城戦のひとつであり
敵城を包囲して城外との接触を遮断
敵の軍用物資や食糧補給路を断ち
籠城する敵を飢餓状態に陥らせて
士気を下げ打ち負かす攻め方です

そしてこの言葉が浮かんでいた理由
おそらくご説明の必要はないと思います

今般の事態はまさに
自然による人類社会への

"兵糧攻め"

そう呼ぶに相応しいものでした
(継続中なので、ものです、とすべきでしょうか)

弊社【翻訳商社】も
イベントの中止やお取引先の自粛により
外出予定が一切無くなるというかたちで
(自発的な部分ももちろんありながら)
なし崩し的に自粛つまりは
"籠城"
余儀なくされました
(されています)

そして
"籠城"
そのためにもっとも重要な
"兵糧"
から転じてそれを得るための
"資金"
と久しぶりに
真剣に対峙することになりました

情勢が変わらないかぎり解かれることのない
"兵糧攻め"
で攻められる側の運命を決めるのは
言うまでもなく
"兵糧"
つまり
"資金"
です

"資金"
それを増やすための活動がままならず
また即効性のある代替手段も
見当たらない状況でどれくらいの期間
生存できるか
事業を続けられるか
はひとえに内部留保もしくは現預金
またはその他資産という
"資金"
その多寡によります

「意外に倒産する企業が身近にない」

という情報も耳にしますが
信用会社の速報を見るかぎりでは
残念なことに規模の大小を問わず
倒れる企業は増え続けています

かつて見たことも聞いたこともないような
好条件での政府後押しによる融資も
借りるべき借りるべきでない
で意見が分かれているようです

借入金の返済や資金繰りで苦しみぬいた
経験のある私【翻訳商社】マンは
特効薬の無い状態での延命的借入は
できるかぎり避けたいという考えですが
それも今後の状況次第では
苦しみぬいた過去に立ち返るような
状況に陥る可能性もあります

とりあえず今は
籠城下の自助努力で生き延びる術
戦国時代の実戦に例えると
自家栽培を始めるとか
食糧補給路を密かに地下に作るとか
とにかく
和議という選択肢を与えてくれない
悪性ウイルスという人類共通の大敵が
諦めて包囲を解いてくれるまでの
自助努力による延命策を絶対に
秋口までに生み出さねばなりません

ただよく考えると
自助努力による延命策が練れた暁には
敵の包囲網の有無は関係なくなりますね

だって地産地消のエコシステムが
出来上がっているわけですから

そうかそれもまた
"ニューノーマル"
なのかもしれないですね 


メンタルセルフチェックの大切さ

2020-06-11 09:11:17 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

"色相(しきそう)"

濁りが無いか
こまめにセルフチェックしています

突然すみません
今日はメンタルの話です

"色相(しきそう)"

それはアニメ
「PSYCHO-PASS(サイコパス)(※)
で頻出するキーワードです
TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』公式サイト

"警察ものの近未来SF"

同アニメを乱暴にまとめると
そんな感じなのですが
「攻殻機動隊(こうかくきどうたい)(※)
攻殻機動隊 SAC_2045
好きな方ならわりと面白く
観ることができるかと思います
(調べてみたらプロダクションが同じでした)

先日の記事(※)で触れたコミックと同じく
翻訳王に‼︎! 俺はなるっ!!!(違うか) - 【翻訳商社】マンが言うには…
アニメもさほど観るほうではないのですが
(もはやこれにはなんの説得力も無いと思いますが)
娘たちに紹介されたり
世間で噂をよく耳にするものなどは
週末や隙間時間でときどき観たりします
(現在は「鬼滅の刃(※)」を途切れ途切れに…)
「鬼滅の刃」公式ポータルサイト


今回もですが別に
アニメについて熱く語るつもりはありませんので
話を元に戻します

"色相(しきそう)"

それはこのアニメのなかで
"日常的なメンタルケアの指標"
とされるもので

「綺麗であれば精神状態が良い」
「濁るほど精神状態が悪い」

ということらしいです

濁りが強くなると
犯罪者になる危険性を表す数値である
"犯罪係数"
が上昇しそれが一定値を超えると
"潜在犯"
とされて社会から隔離、治療、
排除されてしまう(※)のです
https://ja.wikipedia.org/wiki/PSYCHO-PASS
(念のためですが、アニメのなかの話です)

すみません
やっぱりアニメの話してますね
とりあえずこれで
長い前置きは終わりです



"色相(しきそう)"

それはつまり精神状態のことですので
私【翻訳商社】マンも毎日

"精神状態が良くないほうに振れていないか"

こまめにセルフチェックしている
というわけです

精神状態はやはり
環境に大きく左右されます

精神衛生上よろしくない情報や
心無い言動、騒音
その他生活や仕事をする上で
避けることのできない事象によって
精神状態はいとも簡単に変動します

ゆえに私【翻訳商社】マン
毎朝神棚を浄める(※)際に
※水器(みずうつわ)と榊立(さかきたて)の水を替えています

流言に左右されていないか
偏向報道に悪影響を受けていないか
表面的な感情に流されていないか
ネガティブ思考に寄り気味ではないか
思考停止に陥っていないか

相手の良いところを見ようと努力しているか
言葉の裏にある思いを意識しているか
SOSを感知して手を差し伸べられているか
ポジティブな事象に目を向けているか
精神的な高みを目指す努力を怠っていないか

定例の短いオリジナル拝詞のあと
ぶつぶつと己に問いかけ
精神状態の補正を心掛けています

とはいえ
私【翻訳商社】マン
人智の及ばぬものの存在は否定しませんが
不躾ながら信仰心が篤いわけでも
神の存在を固く信じているわけでもないので
なにかにすがるためではなく
ただ自分自身に問いかけているだけです

神棚を飾ってから一年が過ぎましたが
このセルフチェックはかなり
精神衛生上よろしいと思われ
どんな小さなことにでも深く心から
感謝するようなっただけでなく
些細なことに目くじらを立てなくなりました
(あくまでも個人の感想です)

"色相(しきそう)"

皆さまもぜひ
意識されてみてはいかがでしょうか


案外奥深い翻訳会社の営業

2020-06-10 09:21:35 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

「これを○○語に翻訳したい」

というご指示とともに
電子ファイルでも画像でも紙でも
とにかく原稿さえお送りいただければ
それ以外の情報提供が無くとも

・どのような目的で翻訳するのか
・どんな風に翻訳する必要があるのか
・翻訳が必要な箇所とそうでないところ
・お客様が見落としているところ

などを推測、判断して
お見積もりを含むご提案が可能です
私【翻訳商社】マン
一応プロですから

しかし
言語情報以外にもできれば

1)どんな原稿なのか(契約書?プレゼン資料?など)
2)原稿の文字数または単語数(※1)
3)原稿の状態(MS Word?Excel?PowerPoint?PDF?WEBページ?画像?冊子?)(※1)
4)希望納期(※2)
5)翻訳の用途(使用目的)(※3)

※1 原稿自体の提供が可能であれば不要です
※2 無ければ自動的に標準納期となるので不要です
※3 必要な翻訳品質や留意点の判断に必要です

といった情報をあらかじめ
揃えた上で共有いただけると
目的に合った質の良い翻訳
お届けすることができます

残念ながらこのようなことは
翻訳外注に長けた方でないと
ご存知ではありません

ゆえに翻訳会社の営業は
お客様からお問い合わせをいただくと
さまざまな参考情報のご提供を求めたり
詳しくヒアリングしようします

そしてそのヒアリングが
しつこければしつこいほど

"お客様の目的に合った翻訳作りに誠実に取り組んでいる会社"

と言っても過言ではありません

社内に
翻訳外注ご担当者が居たり
翻訳外注専門部署があるくらい
恒常的に翻訳外注されているところを除き
たいていのお客様にとって
突発的な翻訳ニーズというものは
未知の世界でありそのハンドリングも
厄介に思うものです

「お取引先から突然頼まれた」
「上司から急に指示された」
「海外からいきなり連絡がきた」
「外資系と取引することになった」

といったさまざまなご事情から
慣れないミッションに戸惑いつつ
WEB検索結果に浮上した幾つかの企業
もしくは相見積/比較サイトに
とりあえず問い合わせてみる

そして

「どれくらいの費用と時間が掛かるのかもわからない」

という不安を抱えつつも
通常業務に突然加わったミッション遂行だけに
じっくり時間を掛けることのできないお客様に
あらかじめあれこれ情報提供を求めるほうが
無理と言えるでしょう

おまけに

「翻訳料金が思いのほか高い」
「予算をはるかに超えていた」
「上司から値下げ交渉を求められた」

さらに

「納品された翻訳が原因で」
「もしなにか問題が生じたら...」

など
お客様のご心配は
尽きることはありません

だからこそ翻訳会社の営業は
お客様のご心配を杞憂とすべく
お問い合わせの段階から十分に
心配りを以て応じる必要があるのです

ただ見積もりをするだけなら
やり方を覚えれば誰でもすぐにできますが
真にお客様のお役に立つにはこのように
相応の知見やノウハウが必要でありそれらは
一朝一夕に得られるものではありません

単純そうにみえて案外
翻訳会社の営業は奥深いもので
お客様の立場で物事を考えた上での
気の利いた対応ができるか否かが
新規取引先の開拓状況や継続取引の可否
つまり
業績を大きく左右したりするのです