こんにちは
【翻訳商社】マンです
「Google翻訳を超えた!って巷で話題の]
「DeepL(ディープエル)って翻訳ソフト」
「あれ(翻訳の精度が)すごいよねぇ!」
「ほぼあれで(翻訳)出来ちゃうよね!」
「よし、ガンガン使うぞ!」
それ
ちょっと待ってください
いや
翻訳品質はまだ人間(翻訳者)には敵わない…
翻訳会社にはノウハウがあって…
安かろう悪かろうになりますよ…
などという
よくある営業トークを繰り広げて
出鼻をくじくつもりはありません
ただ
もちろんご存知だと思いますが
思い出してほしいのです
貴方が入力したテキストはすべて
貴方の懐(ふところ)から外に出て
もはや貴方の心のうちに秘めたるものではなく
"誰かが(※)アクセスできる"
ようになったってことを
※"誰かが"であり"誰もが"ではありません
Twitter、Facebook、Instagramその他SNSなど
"誰かに見てほしい"
ものについては結構です
見てもらうことが目的なのですから
でも
"誰にも見てほしくない"
"誰かに見られては困る"
ものならどうでしょう
さらに言うとそれが
仕事に関する機密事項であったり
お客様から共有された大切な情報だったら…
勘の良い方ならもう
お気付きかもしれません
貴方が無料の翻訳ソフトという
アプリを含むWEB(オンライン)サービスを利用して
入力したりコピペしたテキストは
"誰にも"
ではなくとも
"誰かに"
は見える状態になった(可能性がある)
ってことです
つまりそれは
"誰かに読み取られる"
"データとして抜かれる"
(可能性がある)ってことです
誰かが開発した(作ってくれた)
とても便利なツール(ソフトウェア)という
プラットフォーム上で行なう作業は
入力内容すべてを読まれているか
データを抜かれている可能性がある
SF映画やスパイ小説ではありませんが
その(可能性がある)ことを
忘れてはならないと思います
血液型占いや動物占い、戦国武将占いなどに
生年月日、年齢、性別、その他入力するのも
同様(の可能性があるの)です
今年後半の運気が上昇しようと
イノシシのような猛進タイプであろうと
武田信玄のような風林火山な性格であろうと
貴方の診断結果など
サービス提供側にはどうでもよくてただ
貴方の居る位置ほか可能なかぎりの個人情報
引っこ抜きたいだけなのです
(その可能性がある、ということです)
パソコンにインストールして使うソフトウェアでも
定期的なアップデート(更新)を求められます
あれも結局通信することになるので同じであり
ローカルだから大丈夫ではないと思います
(その可能性がある、ということです)
目先の些細なことにとらわれて
その裏に潜む大きな仕掛けに想像を巡らせること
忘れてはなりません
取引先から送られてきた外国語の契約書なんかを
ペタペタとコピペして
「おお!すごい!わかるぞ!」
とか喜んでいる場合ではありません
無料翻訳ソフトを使用して和訳された内容
ご丁寧にソフト(オンライン)上で自ら手直しして
MS Wordファイルにコピペして
「はい完成♪」
なんて喜んでいたら
サービス提供者に機密情報を提供するだけでなく
その翻訳校正作業まで手伝ったことになります
翻訳ソフトは便利です
でもそこに入力するデータがどうなるのか
どうなる可能性があるのか
よく考えた上で使う必要があります
この例でも
"翻訳手法の正しい使い分け"
如何に大切かおわかりいただけると思います