中田清介のブログ:ほんまち界隈

下町の風情を残す本町商店街の四季折々や日々の活動報告を綴っていきます(2022年6月よりgooブログに引っ越し)

向上心と信義則①会派の離合集散

2012-05-22 07:10:00 | 市政関連
本日(平成24年5月22日)の日本経済新聞35面「中部経済」の紙面に、議会改革度本社ランキングが発表され、高山市議会が中部地方で4位にランキングされました。ちなみに全国クランキングでは11位でした。中部のランキングでは1位鳥羽市、2位四日市市、3位名古屋市、4位高山市、5位伊賀市、6位新城市、7位犬山市、8位多治見市、9位岩倉市、10位高浜市の順です。選評では鳥羽市のソーシャルメデイアを活用した市民への情報公開が高く評価されていました。
 私も早くから鳥羽市の「ユーストリーム」を活用した委員会中継などに注目をしており、高山市議会の常任委員会の完全中継化を目指して努力しているところです。昨年は今後の議会改革を推進する母体としての「議会運営委員会」が、伊賀市へ視察調査に出掛けました。その目的は「議会基本条例制定後の議会運営」についてです。総体に議会改革が進んでいる三重県下でも、早くから実績を積んでお見えになる伊賀市議会でしたが、少し見解が異なるところも見受けられ、参考になりました。
 何はともあれ議会と議員個人の議会改革への取り組みについては、未だ大きな温度差があり、改革のスピードについてこれないグループが存在することも事実です。厳しく問われるのが議員個人の本来の役目を果たす向上心と、義会運営の基本としての信義則を破らない良識ある活動が重要です。とかく批判されることの多い会派の離合集散ですが、今回もあり得ない行動をされるグループが出たことから、市民の批判が高まっています。議会改革を進め、あるべき議会のあり方を模索してきた高山市議会としては、きちんとした議論を進め、厳しく対処していかなければならないと改めて決意しているところです。



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