ETC1000円ドライブ旅行（その2）

甲府に泊まったのには理由があった。
・・・それは、翌日「サントリー・登美の丘ワイナリー」に行きたかったから。
ただそれだけ。へへへっ♪

特にワインが好きという訳でもないが（むしろワインについては殆ど知識なし）
以前「サントリー・山崎蒸溜所」に行った時に公式サイトを調べていてサントリーが
甲府にワイナリーを持っている事を知り、「機会があったらココも行ってみたいな」
と記憶の片隅に残っていた・・・ただそれだけの事なんですが。






公式サイトを見ると、無料で参加出来る30分間の「ワイナリーガイドツアー」と
有料で参加出来る1時間の「テイスティング・セミナー」の2種類がある。
これらは事前予約優先だが、当日現地に行って空きがあれば勿論その場で参加可能。
私は事お酒に関しては用意周到なタイプなので（←単に安くいい酒が飲みたいだけ）
事前に公式サイトからネットで有料のテイスティング・セミナーの申し込みをしておいた。

ちなみにネットで事前予約をすると、当日現地でオリジナル・ノベルティグッズが貰える。
毎回同じ物が貰えるのかは謎なんだが、私達はワインのボトルラベルを記念に残しておく為の
アルバム？のようなモノを貰った（飲んだワインのラベルをコレクションする人がいるのね）

テイスティング・セミナーは午前11時半からなんだが、私達は朝9時半には現地に着いた。
受付で「テイスティング・セミナーの前に無料のガイドツアーに参加出来ないか？」と聞くと
「でしたら11時からのガイドツアーにご参加頂いて、そのままテイスティング・セミナーに
　続けてご参加出来るように手配致します」と気を遣ってくれる。いいワイナリーだわ♪


さて肝心のガイドツアーとテイスティング・セミナーだが、全面撮影禁止だった（涙）
なんで撮影しちゃいけないんだろ？山崎蒸溜所はどこでも撮影OKだったのにぃ～。
特に同業他社に見られちゃマズいようなモノがあったようには思えなかったんだが
（そもそも同業他社がこのガイドツアーに参加したら見られ放題なんだし）
もしかしたら撮影されてネットに放流されては困るようなモノがあったのかもしれない。

ガイドツアーは、このワイナリーでどんな行程でワインが作られるのかを現場の機械等を
見せながらレクチャーしてくれる・・・という感じ。
今の季節はワインの仕込みも何もしていないので、閑散とした機械を見ながら
説明を聞くだけなので、ちょっと拍子抜けするかもしれない（苦笑）

機械を見た後に、樽詰めして寝かせてある保存庫、それから瓶詰めしてから更に寝かせる
保存庫をグルーッと歩いて回る。
ここの保存庫は地下に作られていて（めっちゃ年代モノ・防空壕みたい）
何の空調設備もなくても通年常に温度が13度に保たれているんだそうだ。

ちなみにワイナリーではこの地で作られているワインが数種類無料で試飲出来る♪
ガイドツアーに参加しなくても、誰でも行けばワインショップで試飲出来る。
それからお高いヴィンテージワインの試飲も出来る。コチラは有料。

実は、ガイドツアーの前にワインショップで無料試飲しようか迷ったんだが、
せっかくテイスティング・セミナーに申込んでいるんだから、どうせだったら
専門家からレクチャーして頂いた後に試飲した方が、よりワインの味が理解出来るだろうと
思ってグッと試飲するのは我慢していた。

そんなこんなで、ガイドツアーが終わった後に、いよいよテイスティング・セミナー！

ワイナリー保存庫の中に別室が作られていて、そこで時にビデオを見ながら
キレイなおねーちゃんがこのワイナリーで作られているヴィンテージワイン「登美」が
いかに精魂込めて作られているのか、思い入れタップリにレクチャーしてくれる。

それから、白ワイン・赤ワインそれぞれの香りが持つ種類を当てるクイズ？のような
事をしたり。（6種類の香りを嗅いで、何の匂いか当てる。コレ面白い！）
ワインってブドウ100％なのに、獣の匂いだったり花の匂い、豆や果物等々、
様々な種類の匂いを発するんですねぇ。全く知りませんでした。すごく勉強になりますよ。

そんな話を聞いたり体験したりしながら、このワイナリーご自慢のワインを3種試飲。
今回は「登美の丘・2005年物の白」「登美の丘・2006年物の赤」
そしてヴィンテージ・ワイン「登美・2004年物の赤」の三種類。

うめぇ♪　←もーちょっと気の利いた事書けよ（苦笑）

いや本当に美味しいね。
「登美の丘」も相当美味しいんだけど、やっぱ「登美」は別格だなぁ～！
実は赤ワインのあの渋みって言うんですか？喉に「クッ」と来る感じが割と苦手で、
だから余りワインって飲まないんですよ。飲んでも辛口の白をチョイスする事が多い。
ちなみに今回飲ませてもらった「登美の丘・白」はシャルドネ種でキリリとした辛口。
コレ超～好みの味ですわぁ♪スッキリした辛口だけどふくよかで香り高い。

いやいや、それより「登美」ですわ。
「登美の丘・赤」もかなり美味しいんだけど、渋みがキツいパンチの効いた味。
それに比べて「登美」は渋みをしっかり感じるのに重過ぎず、柔らかく喉をスルリと通る。
それでいて厚みのあるしっかりとした味で、香りもベリー系の濃い匂いがしつつも
グラスを回すと花のように華やかでいて優しい香りが立ち上がる。
優しいのにどっしりしている。柔らかいのにコクがあって気持ちのいい余韻が残る。

たまんねぇ♪　←だからもーちょっと気の利いた事書けって（滝汗）

ちなみに「登美」は赤・白セットで有料試飲も出来ます。
でも2杯で確か3,300円だったかな？結構お高い。
だから「登美」を試飲してみたかったら、絶対にテイスティング・セミナーに
参加した方がお得だし勉強になる♪（テイスティング・セミナーは1人1,000円）

ってか、このワイナリー来るなら絶対にテイスティング・セミナーの予約はした方がいい！

そんなこんなで美味しい・楽しいテイスティング・セミナー終了。
うっかり熱くなってダラダラ書いちゃったので、続きは後日！（苦笑）