天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ボヘミアン・ラプソディ」@47作目

2018年11月09日 | 映画感想
「ボヘミアン・ラプソディ」

伝説のロックバンド「Queen(クイーン)」のカリスマボーカリスト「フレディ・マーキュリー」の半生を映画化。
いかん…本作ロクなレビューが書けない。自分、余りにもフレディを愛し過ぎて本作に関してはまともな事が何一つ言えないと思う。
そんな「フレディ愛に全霊を捧げるBBAの戯言」が以降延々続きます。本作の映画に関するまともなレビューが読みたい方は全力スルーでお願いします!!

あらすじ
移民な上に容姿にコンプレックスのあったフレディ(ラミ・マレック)は音楽を愛する孤独で大人しい青年だった。ある日ライブハウスで聞いて気に入ったバンドのメンバーに声を掛けると
ちょうどヴォーカルがバンドを辞めてしまったところだった。フレディは自らを売り込みバンドに加入。ギターのブライアン・メイ(グウィリム・リー)、ドラムのロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)
ベースのジョン・ディーコン(ジョセフ・マッゼロ)と4人でバンド名を「クイーン」に改め、先ずはレコーディングをしよう!と車を売って金を作ってレコーディングを始めたのだが…

フレディぃぃぃぃ!愛してるぅぅぅぅ!!!!(絶叫)

ふー。
とりあえずコレ言わないと始まらんっ!
中学生の頃、生まれて初めて聞いたクイーンの楽曲が正に本作のタイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」だった。
深夜のラジオ番組から流れてきて、その余りにも奇想天外なメロディ、圧倒的な歌唱力、魅惑的な声音、何もかもに…正にハートを「ズキューーーン☆」と射抜かれた。
それからクイーンのアルバムを買い集めて、聞きまくって、日本語タイトルの曲(Teo Torriatte)まである事に更に感激して益々のめり込んで行って…そんなこんなで本作は正気では観れんっ!^^;

先ず映画冒頭3分、あれ、コレって、もしかして、そーだよこの白いランニングにGパン…そーだよね?コレって「ライブ・エイド(1985年)」だよねっ!?
って思った瞬間に勝手に目から涙が溢れてきてもうこれだけで「神様に感謝しますぅーーー!」状態。
いやいやいや、まあ先走っちゃったけど、これは一旦ステージに上がる寸前までで話はクイーン結成前まで話が戻っていよいよフレディの半生を見せていく感じ。

正直言って、フレディ自身はそれほど似てるとは思わなかった。少なくともあそこまで歯出てねーし!^^;
ただ、演じてくれたラミ・マレックさんは物凄くフレディの事を研究してくれたんだなぁ~と。姿形を似せようと努力してくれた事よりも、彼のちょっとした仕草や目線のくれ方、手の動きや歩き方、
様々な動きを実によく再現していたと思う。だから顔自体はそれほど似てると思えなかったけど、スクリーン見ながら彼の仕草だけで勝手に脳内で顔はリアルのフレディに変換してた。
それにしてもブライアン・メイとロジャー・テイラーの2人は激似だったなぁ!特にテイラーだよ。マジで「え、本人…な訳ねーよ若過ぎるって!」って何度も何度も思ったわw

色々映画の尺の関係もあるだろう…事実と話が前後する部分や端折ってる部分も多々あるんですが、そんな重箱の隅をつつくよーなツッコミなんてどーでもいいんです。
ファンにとってはやっぱりボヘミアン・ラプソディーがどーやって出来上がっていったのか、とか、「We Will Rock You」の【ドンドンパン☆】がどーやって生まれたのか、とか
そーゆー部分を丁寧に見せて貰えたのが本当に嬉しかった。
コレはよくあるあるなんだけど、通常カリスマヴォーカルがいるバンドってヴォーカルだけでグイグイ独走しちゃってて後のバンドメンバーはヴォーカルに花を添えるだけの役割、みたいな所が
多分にあると思うんですが、Queenに限って言えば決して当てはまらない。バンドメンバー全員が様々なアイディアを出し合って、勿論曲作りだってするしパフォーマンスアイディアを出し合ったりして
正に「バンドがファミリー」となって曲からパフォーマンスまでの全てをメンバー全員で作り上げていた。もうそれが見れただけでも本当に幸せ♪
個人的には大好きだった「I Wont To Break Free」のPV撮影のシーンとか見せてくれてすっごい嬉しかったなぁ~。高校生の頃初めて「I Wont To Break Free」のPVを確かSony Music TVで見た時、
冗談抜きでガチで飲んでたコーヒーを盛大に吹いたのは懐かしい思い出だワw

フレディがバンドメンバーにAIDSに感染している事を告白したのは多分…いや間違いなくライブエイドの後だと思うんだけど、劇中ではライブエイドの前に告白した体になってた。
まあコレは観客にライブエイドがどれだけ感動的なステージだったのかを煽るための演出なんだろうと思う。そんな事はどうでもいい。
ただ、フレディが自らの病を告白して(このシーンが始まったあたりからもう涙腺がゆるゆるしてきた)それで、フレディが自らの事を「Freddie “fuckin” Mercury」って言った瞬間
フレディが亡くなった時の事とか色々走馬灯のように蘇ってきて、それで涙腺が決壊してもう止めどなく涙がダーダー流れて心の中で「フレディィィぃぃぃ!!!」って絶叫してたわ。

そして…伝説のライブ・エイドのシーン!
本当に本当にこの映画を作ってくれた人達みんなありがとう!こんなに素晴らしい21分間をスクリーンに蘇らせてくれて、もうそれだけで幸せ過ぎて涙腺完全崩壊w
あーなんでココは映画館なんだろう!私もみんなと一緒に「RADIO GAGA」をパフォーマンスしたい!歌いたい!「イェーオ!」って言いたい!!
「魂が震える」ってね、こういう瞬間を言うんだよね。あーどこかで「ライブパフォーマンス参加してもOK☆上映会」とかやってくんないかなぁ~マジで!

ありがとうフレディ。
中学生の頃、初めて「Queen」というバンドを知った時からずーっとずっと、今までずっとアナタが大好き♪
久しぶりにフレディのパフォーマンスがたっぷり見られて本当に幸せなヒトトキでした。
コメント (8)
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