アレンジでこんなにも変わるんだね

クリス・ハートの歌う　「およげ！たいやきくん」

こんなに　せつない歌だったの～～

昨日やってたフジテレビの２７時間テレビの中で「ドリームカバー」ってコーナーです。

森山直太朗の「銭形平次」やＭａｙＪの「嘆きのボイン」や
ＸＪＡＰＡＮ　ＴＯＳＨＩの「まんが日本昔ばなし」など
往年のヒットソングを　まったく意表を突くアレンジでカバーするコーナーでした。

オリジナルを　うんと超えてくる　味わいあふれる表現豊かな歌唱でした。

クリス・ハート　の「およげ！たいやきくん」も　原曲を超えてくる仕上がりですが、
クリス・ハートが　歌い終わったときの一言がなんとも
「世の中にはこんな風に不運な人っているな～と　思いました」

ちょっと違和感　確かに不運かもしれないけど、
たいやき君　美味しく食べてもらって　人に喜んでもらえたんだし良かったのでは？
売れ残って捨てられたら　それは不幸な末路かもしれないけど

ちょっと店のおやじとけんかして　海に潜ってすごい冒険もやっちゃって
最後は　エビにつられて　釣り上げられるけど　無事に　釣ってくれたおっちゃんの
美味しいな～って　おなかの中で栄養に変わることも出来たんだよ
波乱万丈だけど　たい焼きとしては　かなり　イケてる　って思います。

本当に「すべてが不運な人」の歌なのかな～～　ぶつぶつ

でも　何回も聴いていると　恨み節に聞こえてくるかな～～
クリス・ハートの歌声が　柔らかくてより　じわじわきますね

～～追記～～
およげ！たいやきくんは　1975年『ひらけ!ポンキッキ』で歌われた子どもの歌だけど
歌詞の内容が、会社勤めを辞めて広い世界へ飛び出したいサラリーマンの気持ちを代弁していて、
悲壮なたいやきくんの一生が、当時のサラリーマンの生き様にフィットし、大ヒットを生んだといわれています。
ヽ(^o^)丿