山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

森林浴場

2020年06月26日 | 山菜採り
 マタギが巡る採り場には、それぞれに独特の魅力がある。それは、山の険しさであったり、空の色であったり、水の透明感であったりと様々だ。
 現在通っているH川に惹き付けられる一番の魅力は?と問われれば、「空気」とこたえたくなる。間違いなく、この川の流域というか山域の空気は、他と違うのだから。

 本日も、朝仕事で今週分の山菜(アカミズ)を採るためにH川に入った。

ヤマブドウの花


現在花盛り(タニウツギ等)

 この川は、夏から秋にかけて、低木と蔓植物とがコラボしてバリケードを築き、道が塞がれてしまう。そのため、この時期になると容易に人が入ることが叶わなくなる。
 マタギは、山の神様にお参りして、コソッと潜らせてもらっている。
 バリケードを抜けると、そこはブナ林。

いい林というか、森

 ここの空気は、他所とは違う。「空気の成分」が違うのだ。
 マイナスイオン?酸素濃度? データなんてないけど、この いのち溢れる季節に、この豊かな森の空気が他所と違ってきているのは確かなことだと感じる。・・・と申しますか、ここを歩くだけで元気になれている気がするんです(そういう感覚ってありません?)。
 美味しい空気に満たされて、気持ちよく歩いていくと、

ギンリョウソウ


咲き始めましたね。葉緑素を持たない深山の花。季節は夏、というサインです。
 それはそれとして、『欲タガリ』のターゲットは?

アカミズの群落

とりあえず、今週分を間引きます(これ大事。根絶やし防止策)。

いつも渡る小淵


 H川は、いい場所です。収穫と、体力維持と、リフレッシュ(空気と景観)。三拍子まとめて楽しめる手軽な採り場(迷いさえしなければね)。

 この森林浴場、もう暫く通わせていただきたいと思います。

 To be continued!


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