フランス、新たな財政赤字目標を堅持へ=モスコビシ経済・財務相
ロイター 4月27日(土)1時41分配信
[香港 26日 ロイター] フランスが今年の名目財政赤字の国内総生産(GDP)比率目標を従前の3%から3.7%に引き上げるなどしたことに関連して、モスコビシ経済・財務相は26日、新たな目標を堅持する考えを示した。
ロイター・インサイダー・テレビのインタビューで語った。
ただ、目標は楽観的過ぎるとの見方も多く聞かれる。
同相は財政赤字のGDP比率を欧州連合(EU)が上限とする3%以下に抑制する時期の1年延長を求めており、欧州委員会が承認することにも自信を示した。
目標をさらに修正する必要があるかを尋ねられた同相は「そのようなことは行わないし、必要もない」と述べた。
景気循環の変動を除く構造赤字のGDP比率については、今年の2%から来年1%に低下させると強調、適切な財政引き締めのペースを設定したとし、欧州委に認められると話した。
ヤクルト、仏ダノンとの資本提携解消へ
時事通信 4月26日(金)14時7分配信
ヤクルト本社が、フランスのダノン社との資本提携を解消する方向で最終調整に入ったことが26日、分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130426-00000090-jij-bus_all
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B787の運航停止命令を解除へ…米連邦航空局
読売新聞 4月26日(金)0時37分配信
【ニューヨーク=越前谷知子】米連邦航空局(FAA)は25日、相次ぐバッテリーのトラブルで運航停止している米ボーイング「787」型機について運航停止命令を解除すると公表した。
ボーイングが提示したバッテリー改善策については「安全性が確認された」として、すでに承認している。
これを受け、国土交通省も近く運航再開を認める見通しで、全日本空輸や日本航空は6月にも営業運航を再開する方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130426-00000067-yom-bus_all
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パナマに日本式モノレール…外相訪問、売り込み
読売新聞 4月25日(木)14時33分配信
政府は、中米のパナマに対し、日本式モノレールの売り込みを本格化させている。
岸田外相は来月初めに、パナマを訪問する際、パナマ政府に対して、モノレール建設を提案する日本企業への発注を働きかける方針だ。
安倍政権は、成長戦略を進めており、海外へのインフラ(社会基盤)輸出は、その一環だ。
対象事業は、パナマ市を中心とする全長約40キロ・メートルの公共交通建設計画で、事業規模は900億円超。三菱商事、日立製作所、日本工営などの日本企業連合がモノレールを提案している。競合する欧州系企業は地下鉄方式を提案している。
日本政府によると、パナマ側はコストの安いモノレールの採用に前向きという。パナマのマルティネリ大統領は昨年10月に来日した際、羽田空港と都心を結ぶ東京モノレールに試乗した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130425-00000773-yom-bus_all
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タイのCPオール、サイアム・マクロを66億ドルで買収へ
ロイター 4月24日(水)10時13分配信
[バンコク 23日 ロイター] タイのコンビニエンスストア・チェーン最大手のCPオール<CPALL.BK>は、卸売りチェーンを展開するサイアム・マクロ<MAKR.BK>に対し、66億ドルの買収提案を行った。アジア太平洋地域の合併・買収(M&A)案件としては、今年最大規模となる。
CPオールを傘下に持ち、富豪のタニン・ジアラワノン氏が率いる複合企業チャロン・ポカパン(CP)グループは、2カ月前にHSBC<HSAB.L>から平安保険<2318.HK><601318.SS>株を94億ドルで取得したばかり。サイアム・マクロ買収により、市場規模800億ドルとされ、成長するタイの小売り業界でシェア拡大を図る。
タイのメディアは先に、サイアム・マイクロ買収に商社のバーリ・ユッカー<BJC.BK>などが関心を示していると報じていた。
CPオールの買収提案について直接知る関係筋は匿名を条件に「買収価格を提示したのはCPオールだけだった。他の買い手候補が名乗りを上げる前に話はまとまっていたようだ」と語った。
CPオールの提示額1株787バーツは、サイアム・マクロ株の直近終値(19日)に15.4%上乗せした水準。サイアム・マクロ株は22日に売買停止となった。
トムソン・ロイターのデータによると、CPオールの買収提示額66億ドルは、小売業界としては今年に入って世界最大で、2番手の倍の額となる。
CPオールは、買収資金の大半を借り入れる予定で、新株発行は計画していないと明らかにした。