「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

とにかく巨人、か?

2004年11月25日 | プロ野球全般
ソフトバンク社長:渡辺巨人前オーナーらと会談(毎日新聞)
まあ、要するに巨人は新参者にとって「まずは押さえておきたいところ」なんだろうな。
脅威でもあり、仲間につければ美味しい思いもできる。
巨人もご丁寧に、舞台裏へ引っ込んだはずのナベツネまで出てきて対応してあげている。

楽天とライブドアがあれだけ新規参入をめぐって、本来審査資格もないような恥知らずの人間達に審査を受け、ああだこうだ色々言われていたことを考えれば、ソフトバンクがこれだけすんなり参入できてしまうというのはにわかには信じがたい。
新規参入と買収との違いはあるが、球界への新規参入という点では同じであるはずだ。
こうしてしっかりと巨人へ挨拶に行くことからも分かるように、ソフトバンクは球界の一番の実力者が誰であるかを理解していて、かつナベツネにとっての「俺の知らないヤツ」でもなかった。
それが参入の決め手であったのだろう。

だいたいソフトバンクが巨人を訪れ、巨人に対してダイエー買収の理解を求めるというのもおかしな話である。
全球団を行脚し同様の説明をしていくのなら理解できるが、そんな気配ではない。
明らかに、巨人を選んで訪問している。
何事についても取り仕切っているのは巨人、とにかく巨人ということか。