白詰草

白詰草

幸せの四つ葉のクローバーを
どこかに秘めながら
凛として咲き誇る白詰草


茎は大地を這うようにして
しっかりと陣地を確保し
か細い首筋の上に
小さな蝶形の花を密集して
球状の花になっている
何とも不思議な巡り合いを感じてしまいます


幼いころはたくさん採って
首飾りにしたり、ブーケを作ったり　
初めてのオシャレで
私を飾ってくれました


ず～～と変わらぬ姿に
今、改めて「ありがとう！」

現役農業延長修正

「梨はどうだった？」

「実はついたけれどサビだらけ・・・」

「例年の半作位かな？…」

「柿の花芽が少ない！」

「共済には入ってないし…」


どなたかに会えば、こんな会話が
まずは、この頃の挨拶…










（信濃毎日新聞・南信州新聞引用）


新聞紙上では被害状況の記事が
深刻な状況に拍車をかける



当園も　記憶している中では
最も悪い状態です
標高も低めのこの地は
開花から何度も凍霜害に遭い
花と共に散ってしまいました


今年は充電の年…
現役農業延長修正ってことですね

五月の風

ただ今、当園はホームスティで賑わっています
関西、関東方面の中学生の皆さんです
一泊二日の短い時間ですが
こちらも貴重な時間を体験させていただいています


農業体験をしたり
夕食を一緒に作ったり
散策をしたりと
あっと言う間ですが
いつも「五月の風」のようにさわやかに
私の前を通り過ぎていきます


あんな時代もあったねと
遠い昔を懐かしむのもこの時期です
人生振り返ってみた時
最高の時だったのに…
後から気付くものなんです！


「わかってくれるかな？」

カーネーション

優しくて…
強くて…
温かくて…
…そう　お母さんのような花


「お母さんありがとう！」
お母さんがいるから頑張れる！
お母さんがいたから頑張れたの！



そして私も母として
「ありがとう！」


今日は母の日…
一番好きな花
「ありがとう！」がいっぱい

果樹の被害状況

3月の突然の暖かな春に誘われ
桜の開花の早かったこと…


一転して
4月の朝夕の寒さは特別でした
凍りつく長い夜は
幾夜も続き
梨の花々は結実することもなく
花びらとともに散ってしまいました






5月のさわやかな新緑の風も
どことなく冷たく
近づく初夏の気配も一進一退…


果樹の凍霜害の被害も
場所・時期で明暗を分けました


今年の当園は下方修正↓
自然のリスクは高いということですね…