日当たり良好

農作業の傍ら、日々感じたこと学んだことなど
これからを楽しみながら記していきたいと思います

振り返る日

2016-03-12 22:07:48 | ペット&被災犬シロ

東日本大震災から5年

未だに行方不明の方々

避難生活を続けざるをえないでいられる方々

家族を亡くされた方々

そして 今を一生懸命生活されている皆さま

・・・・・ただただ復興を願っています 

 

 

ここにも震災から生活が一転してしまった被災犬”バン”が今を生きています

我が家で3年と2か月共に生活した

被災犬”シロ”の息子犬です

福島県浪江町から母犬”シロ”より先に兄弟犬2匹で当県に保護されてきました

残された寂しがり屋の”シロ”に元気がなくなり

再び 少し遅れで息子犬のいる当地へ保護されてきたということです

震災から2か月過ぎた5月から6月頃のことだそうです

3頭飼いを探して 一度は3匹一緒に当地から大阪へ行ったものの

7月に1匹残して ”シロ”と息子犬がまた 当地へ戻され

”シロ”は我が家へ・・・(実名)

”バン”は薦めたわけではないのですが私の兄が名乗り出て里親として預かっています

無名だったので3代目として命名されました

とてもおとなしい”バン”です

 

大阪から戻った2011年7月26日

当地の保護センターから連絡をいただき早速出かけました

私を呼ぶように感じた”シロ”を預かることにしました

その時 横にいた”バン”とは目を合わせれなかったですね!

だって 運命が変わってしまうんですから・・・

 

また、片方の首の辺りにガンが見つかり

手術を終えて治療中で頑張っていた”リク君”

完治後北信の方へ引き取られました

 

老犬でほとんど寝てばかりのワンちゃんもいました

 

また、どうしても噛みついてしまうということで

里親さんも頑張られたのですが

保護センターへ帰ってきたワンちゃんもいました

 

ここで耳にするだけでも

突然の災害がもたらす影響は大きいことがわかります

  

 

離れ離れになってから40日後くらいでしょうか

再開のためバンに会いにシロを連れて行きました

喜ぶと思って出かけたのに

その時は すでにそれぞれの生活が始まっているようで

視線の通りでした

あまりにも残酷な宿命に振り回されていたのですね。

 

振り返るのはやめて前を向くことも大切ですが

シロとバンの故郷が復興に向かっている姿を訪ねて

”浪江焼きそば”買ってくること!

忘れてはならない震災の日であることを

この日は振り返って思い出したい・・・

 

 

 

 

 

 

 

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