horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

チンクエ・テッレの朝 静けさとカラフルのあいだで。

2014-04-29 | fotografie スナップ


イタリアの海の街はカラフル。
ここもそのひとつ。
窓のシャッターの色は緑で統一されています。


画面いっぱいに溢れる色とりどりの海の家。

海から戻ってきた漁師たちは、このカラフルな街を見て
「あぁ、ここに戻ってこれた。」とほっとするのでしょう。

誰かの心の支えになる景色。そして訪れる人々を魅了する景色。

いちご酵母パン

2014-04-23 | 食・ガストロノミーア・ワイン


いちごで酵母をおこし、元種を作ってパンを焼きました。
イーストのパンとは違う深い味わいです。
乳酸菌と酵母がたっぷりのこの味に慣れてしまうと
もうイーストには戻れなさそうです。


スローフードの魅力なのでしょうか。そのままで旨味たっぷり。


パルマの生ハムを挟んで食べてみたら
濃厚で旨味の相乗効果を味わえました。

いろんな野菜をたっぷり入れてお塩だけで味付けした
ミネストローネとも相性は抜群でした。


果物からおこした酵母は料理にも使えると知ったので
有機栽培のリンゴとレモンでも酵母を育ててます。

こちらのブログを参考にさせてもらってます。

使っている小麦粉は、あの魔法の小麦粉です。
他のマニトバ小麦や硬質小麦でも試してみましたが
やっぱり魔法の小麦粉が一番味わい深い気がしました。

マカロン 三度目の挑戦 

2014-04-21 | 食・ガストロノミーア・ワイン


ぶかっこうですが、出来あがりました。


今回もイタリアンメレンゲで失敗してしまいまして。
めげずに先にカルメ焼きを焼き、
道具を洗い直してマカロンに挑戦しました。

オーブンがちょうどいい温度に温まっていたようで
マカロンの焼成がスムーズにいきました。

温度加減は、こちらを参考にしました。




マカロン作りの混ぜ方やマカロナージュのコツは
「マカロンの作り方1」を参考にさせてもらいました。

ビルソンローラーズ様の丁寧な説明は本当に勉強になりました。
ありがとうございました。
*こちらではフランスメレンゲで作られていますが、
私はイタリアンメレンゲで作っています。


イタリアでも買うと結構なお値段がするマカロン
食事会では、女性陣が皆、食べてしまいました。
一瞬にして。
遠くに座っていたひぃおばあさんにはあたらず。


今までの失敗作とは口当たりが違いました。
表面がさっくり軽くて、中身は気泡なしでしっとり。
ネットのお陰でお菓子作りのあらゆる情報が一瞬にして検索できて便利になりました。
情報を共有できるっていいですね。

マカロンに挑戦2 あぁ、焼成の難しさよ。日曜日はもうパスクワだ。

2014-04-20 | 食・ガストロノミーア・ワイン


二回目の挑戦・・・。イタリアンメレンゲのマカロン。

慣れないことをしているので
マカロナージュをする手がおぼつかず。

絞りだすときの緊張感。
なんとかここまで辿り着けた。
息をするのも忘れて絞った。手がつりかけ寸前。

今回は30分程で絞りだした生地の表面が綺麗に乾いた。
予想外の展開。

いけるかも!と鼻息を荒げてしまった。
が、まだ早かった。

最初の数分は上火強め、下火は新聞や厚紙で遮断したのに
それでもオーブンの上火が強すぎて焼き色が付いてしまって
大慌て。。ピエの周囲は空洞化し失敗。ちーん。

うー、難しい。

砂糖と卵白とアーモンドプードルのみの焼き菓子が
こんなに温度に敏感でデリケートとは。

次こそは!

失敗作でもアーモンドの香りいっぱいの濃厚な味。
成功するとどんな味が楽しめるのだろうかと
勝利に向けて情熱が湧きあがる。

失敗マカロンにお付き合い下さった方、ありがとうございます。



自然の木の枝に色付けした簡単なパスクワの飾り付け。
My ハンドメイド。

ころころころりん パスクアの卵型ミニチョコ Noviのovetti

2014-04-18 | 食・ガストロノミーア・ワイン


イタリアのスーパーならどこでも扱っているだろう
定番チョコメーカー、
Noviのパスクワ限定、卵型ミニチョコ。
Ovetti di Pasqua

中にとろけるチョコクリームが入っていて、
柔らかくて美味しいです。
普段食べるチョコやお菓子用にはNoviを買ってます。
Made in Piemonte。

Noviは、1903年にピエモンテ州のアレッサンドリアは
Novi ligureという街に設立された歴史のある会社です。


この週末は、
クリスマスと同じ規模の親族大集合食事会あり、
洗礼式のお呼ばれありのパスクワのイベントにどっぷりです。

マカロン作りに挑戦していたのは、この週末の為でした。

皆様、良い週末を!

とんがり野菜 ロマネスコ 食べることへの興味が味覚につながる・・・はず。

2014-04-17 | 食・ガストロノミーア・ワイン


とんがりだらけの野菜、ロマネスコ
自然と触れてみたくなるのも分かります。

口に入る前に、見て、触って、
こどもの興味のバロメーターをあげておいて
食欲へつなぎます。

色や形を楽しんだあとは、
簡単に蒸して食卓へ。
形が変わると子どもは食べなくなるので。

見て、触って、嗅いで、聞いて、味わって、
五感を刺激して、
食べることへの興味を持てるようにするのが
家庭での食育かなぁと思っています。


朝市でいろんな野菜や果物を見て選んで調達するって
楽しいと思えるように、家に帰ってきて調理する前に
買い物袋から野菜を取り出して私に渡すお手伝いを
子どもにさせてます。
さすがに、魚介類や肉類は無理ですが。
大好きな魚介類は特に触りたがるんですよね。

きょうはみんなでクマがりだ イタリア語版

2014-04-16 | イタリアの絵本


イタリア語の擬音語が日本語のとは違って面白い絵本です。


イタリア語でクマがりのお話を体験できます。はらはらどきどき冒険のはじまりはじまり。




日本語の「きょうはみんなでクマがりだ」はこちら↓

きょうはみんなでクマがりだ (児童図書館・絵本の部屋)
クリエーター情報なし
評論社



イタリア語はこちら↓
A caccia dell'Orso
クリエーター情報なし
Mondadori



マカロンに挑戦 初挑戦は失敗に終わりましたが、偶然にも懐かしの味カルメ焼きが出来ました。

2014-04-14 | 食・ガストロノミーア・ワイン


初めてマカロンに挑戦しました。
ご覧の通り、えっ!なことになってしまいました。
Youtubeやプロのパティシエのブログで予習したんだけどなぁ。

某製菓学校のレシピ通りにしたのですが、
イタリアンメレンゲに加えるシロップの温度を間違い、
ぼろぼろになるまで泡立ててしまった卵白に
シロップを投入したので
艶々のボリュームのない卵白になりました。
失敗なのは分かっていたので、別に卵白を泡立てて
独断でフランスメレンゲに変更してマカロン作りを続行して焼きあがったもの、左側がそれです。
気泡だらけの艶なしマカロンもどき。
うーん、違う。メレンゲもどき? 何やよくわからんもんです。

丸く絞り出した生地の表面がなっかなか乾かず、
三時間乾燥させてドライヤーの冷風も当てました。
それでも乾燥不足だったようです。
もしくは、卵白が新鮮すぎたようで、
気泡だらけの艶なしピエなし、全くマカロンとは呼べない
代物が出来上がりました。
失敗の原因は卵白だと思うんですよね。
フランスメレンゲの砂糖の分量は85%にして小さいボウルで
固めに泡立てたけれどなぁ。30gという分量が少な過ぎて
混ぜにくさはあったなぁ。

一方、右側の割れているメレンゲ風の代物は、
日本で食べられるカルメ焼きの味がして美味でした。

卵白30gを大きめのボウルでぼろぼろになるまで
高速で泡立てます。
同時進行でシロップを作ります。量が少ないのでレンジで。
砂糖90gと水30gをよく混ぜ合わせて
電子レンジ600wで1分加熱後、よく混ぜてから、
さらに600wで二分半、電子レンジで加熱し、それを
卵白に混ぜ合わせます。熱いのでもたもたしてオッケー。
卵白に艶が出るまでハンドミキサーで混ぜ続けます。
ミキサーにかけたいちごを3gほど混ぜ込み香り付けします。
(あれば。無くても◎)

鉄板にクッキングシートを敷いて
イタリアンメレンゲ失敗版を適当な大きさに並べ
100度で40分焼き、120度にあげ30分焼きますとカルメ焼きの出来上がりです。

カルメ焼きが大好物なので、マカロンに失敗していい収穫を得ました。
マカロンやメレンゲ焼きより好きかもー。夫も子どもも気に入って食べまくってます。日本風な味なんです。砂糖の焦げ具合が、特に。
でもマカロン挑戦は続きます。その理由はまた今度に。


トリノ メルカンティ通り

2014-04-11 | トリノの街、建築物


回廊(ポルティコ)と細い路地が交差する街並みの風景です。


向こう側のメルカンティ通り (または via dei Mercantiといいます。)から差し込む光が
Palazzo di Citta'広場前の回廊を通って手前側の灰色の石畳にあたっているところです。

メルカンティ通りは、トリノ市内の歴史のある細い路地の中で特に古い路地と言われています。
中世の頃から存在すると言われていて、
1855年には魔術師が住んでいたという言い伝えもあります。
トリノと言えば、黒と白の魔術でもいろいろ言われがあるので
魔術師と呼ばれた、または自称が居たとしてもおかしくないです。


昔のこの路地はどんな風だったんだろうかと
はるか昔の歴史に思いを馳せます。

皆さま、よい週末を。

西日の光に透かされた川の土手に咲く桜

2014-04-07 | fotografie 花


おそらくオオシマザクラだと思われます。

写真を撮ろうとしたら風が吹いてきて、しばらく粘って止んだ瞬間に狙いました。

そうしたら肉眼では見えてなかった、思いがけないモデルも一緒に写ってました。

何の虫だろう?

西日の逆光に透かされた花びらの白と葉の黄緑色が綺麗だなぁと思った瞬間です。


ワイン畑の春 Vespolinoを飲みました。

2014-04-06 | 食・ガストロノミーア・ワイン


ワイン畑に囲まれた子ども遊園からの景色は、おとぎ話に出てきそうな場所で
太陽がさんさんと降り注ぎ、たんぽぽとフランス菊が咲き誇っていました。

ワインは信用できる生産者のワイナリーを直接訪れて買っています。

トリノから150km離れたパヴィアという場所にあるワイナリーを訪れました。
ワインの巨匠であったご高齢の夫妻とはもう二度と会えません。
お二人とも天命を全うされました。

今回は家業を受け継いだ二人の息子さんたちと初対面でした。
これからいい関係を築いていけるかはワインの味によりけり。

ワイナリーから帰ってきてから赤ワイン、Vespolinoを飲みました。
ワインは文句なしの味でした。
ほろ酔い気分が心地よく、
「もう一本開けちゃう?」
って言いたくなるお味です。



イタリアに住む最大の幸せってワインかもしれない。なーんてね。本当は写真なんですけどね。

Life is too short to drink bad wine!
La vita e' troppo corta per bere vino cattivo!





色んな大きさの苺をたっぷり1キロ買いました。イチゴのスープになりました。

2014-04-03 | 食・ガストロノミーア・ワイン


「Un kilo di fragole faccio due euro. Signora le vuole? Sono dolcissime.」

イチゴ1キロ、2ユーロにまけとくよ。奥さんいらんかねー。甘いよー。」

天気予報では明日から雨なので、朝市の果物屋さんは苺を売り裁きたかったようです。


朝市で大人の会話をよく聞いているわが子がイタリア語で言いました。

「オイリォ マンジャーレ ウン キーロ ディ フラーゴレ、

ズッパ ディ フラーゴレ。クェッラ ケ ミ ピアーチェ。」

(Voglio mangiare un kilo di fragole,zuppa di fragole.Quella che mi piace.)

イチゴ1キロ食べたい。僕の好きなあのイチゴのスープ
日本語に訳すとこんな感じです。


先日スーパーで買った苺は色ばっかり綺麗で味は水っぽくて硬めの残念苺でした。
子どもが苺嫌いになったらいやだなぁと思って
ミキサーにかけた味なし苺に練乳をかけて食べさせてみたら
もっとーもっとーと催促して私の分も完食しました。
それ以来、練乳かけいちごをイチゴのスープとよぶようになりました。

今日のは甘かったのでそのままで食べさせました。
でもやっぱり途中からイチゴのスープになりました。

私のイタリア暮らしに朝市は欠かせません。
野菜や果物が新しいって、色が鮮やかなんだと目で納得すると同時に
自然とカメラを構えてました。苺ちゃん、つやつやのいい赤してるねぇ。
形も大きさも不揃い、いいねぇ。

明日はイチゴのスープはやめて、苺のスポンジケーキにしてみようかな。

オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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