horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

八月最後の日曜日

2010-08-30 | お出かけ


夏の週末恒例となったトレッキング。
今回は標高2300mのところにある湖を最終目的地に決め、
いつもよりハード&ロングコースで。

登り始めから「ベリーハード」を連発。
なだらかな登山道がほとんどない険しい急な山道。

やっと景色がひらけるものの、
湖のある場所より200m下のところ。
「あと、200mも登れるの~?
とりあえずお昼を食べてから考えようか・・・。」
ってことで、お昼休憩。
天気はオッティモ(最高)だったので、
休憩後、あと200m登って湖を見に行くことに決定!

つづく。

ちなみに去年は・・・

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山野草と花

2010-08-27 | お出かけ


一面緑の葉っぱの森の中に小さな薄紫の花が咲いていた。
しゃがんでやっとその姿がわかるぐらいの小さな花。
なんていう名前の花かは知らないけれど、花弁がハートの形をしていてかわいい。

夏山にはいろんな花が咲いている。
座って休憩しているときに、すぐ横に咲いている高山植物を見ると疲れが取れる。
写真の花のようにひっそり咲いている花もあれば、
一面に咲き乱れるお花畑だったり、岩陰に咲いている花や、
ぽつぽつ小さなグループに分かれて咲いている花など、いろいろある。
同じ夏山でも、一週間ぶりに山に登ると先週とは違った花が咲いている。
当たり前のことだけど、山に入るとトリノの町の中では気づかない
季節の小さな変化がよく分かる。ゆったり流れる山での時間。

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2010-08-23 | お出かけ
新しい山の地図を買って、ルビアーナという町の山を登ってきた。
頂上付近は霧に覆われていた。



霧の頂上で、地面に座って鳥の鳴き声に耳を澄ましていると、
野生のカモシカが私たちに気が付かず、
真近くをぴょんぴょん跳ねて通り過ぎたり、
大きなイヌワシがばさっと羽を広げて岩陰から飛び立つ姿など、
快晴の見晴らしの良い山ではめったに遭遇できない野生の動物を目撃できた。
霧の中では気持ちが引き締まっているせいか、
目の前で見る野生動物は、迫力があって、実際の大きさより大きく見える気がした。
向こうへ行ってしまうと、感動とほっとした気持ちが混ざって変な感じがした。

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カリニャーノ宮殿

2010-08-20 | トリノの街、建築物
「ヴィットリオ・エマヌエレⅡ世、ここに誕生す。」



曲線美と総レンガ造りが美しい巨大なカリニャーノ宮殿。
トリノを代表するバロック建築であり、歴史的にも重要な場所。
サヴォイヤ家の王宮群として世界遺産登録されているうちのひとつ。
西側と東側にバロック建築ファザードを持ち、レンガは西側の方。

サヴォイヤ家の宮殿の後は、サルデーニャ王国議会の議事堂となり、
今は国立イタリア統一博物館となっている。

今回は全体を撮らずに、レンガの詳細なデザインと色を撮影。
光の影響を受けやすいので納得いくレンガの色がなかなか撮れない難しい宮殿。



ちょっとした心遣い

2010-08-18 | ハンドメイド(インテリア、手芸)


お友だちのおうちにお邪魔したときに、
来客用タオル入れに入ったハンドタオルを出してもらったことに感動し、
(私の場合は、事前に新しいタオルに取り替えておくか、
手洗いが終わった友だちに新しいタオルを直接渡していた。)
こういう小さな心遣いができるっていいわ~と、
涼しくなったらかぎ針編みで小さなハンドタオル入れを編もうと決めていた。

最近は秋みたいに涼しくて、汗をかかずに編み物が出来る。
出来あがったハンドタオル入れ、少し小さめだけど、
タオルのたたみ方を変えれば二人分はOKのサイズ。
編み方は細編みと鎖編みだけ。糸はアクリル毛糸を使用。

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Waves of wanting

2010-08-18 | トリノの街、建築物
PIU’ MORE MEHR MAS PLUS.
5つの言語で「もっと」。



トリノ市内のスタンパトーリ通りとサンタ・マリア通りが交差するところ、
Viglongo広場で見ることができる、2001年に設置されたニューヨーク出身のアーティスト、
Dwyer Nancyの作品「Waves of wanting(欲求の波)」。

人に不足している部分と、生きていくと絶えずその不足部分が
困難となって現れることを比較した作品で、
「もっと」という言葉の線の影は光の当たり方によって絶えず変化していく。
まるで一日の中で、さまざまに変化する人の欲求のように。
タイトルの「Waves of wanting」、人に不足している部分がwantingで、
困難がWaves。波打つ「もっと」という欲求。

今回、曇りの日の正午に撮ったので影がわずかにしか出来ていないけれど、
天気のいい日の午前中や午後は、アルファベットの影が壁一面に映し出されて面白い。
正面から撮ったり、一部を切り取って撮ったり、影を撮ったり、
いろんな撮り方ができる、興味深いトリノ市のパブリック・アート。

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秘密の植物園

2010-08-16 | トリノの街、建築物
7月末、午後によく見えていた入道雲。
イタリアで入道雲が見られるのは珍しいらしく、
外で偶然、入道雲に気が付いて足を止めた人と
「スペッタコラーレね。(人目を引くや、見事という意味)」
と言葉を交わしたりしていた。



8月に入ってから急に30度近くあった気温が15度ぐらいまで下がり、
どんより曇り空が続き、夕方から夜にかけて土砂降りの雨が降り、ときには雹も降り、
これで夏は終わったなと思っていたら、
8/15の午後からどんより雨雲もどこかへ消え去り、
イタリアらしい青空が戻ってきた。

週末は天気が悪いからと、山へは行かず、
代わりにヴァレンティーノ公園の横にある、秘密の植物園へ。
ここの植物園は、丁寧なガイド付きで園内を案内してくれるので
新しい発見が多いことと、無邪気に木登りしたり、園内を走り回るリスの姿が
真近くで見られるので一押しスポット。
トリノ市内にある、街の喧騒から逃れられる静かな癒しの空間。

☆植物園 Orto Botanico

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Beautiful countryside

2010-08-13 | イタリア人夫の稀投稿


Near Torino, in the middle of the hills,there is a small lake, the lake of Arignano. The place is not a natural park and it is not particularly famous. But it is known by birdwatchers as one of the spots in the province of Torino where a great number of species can be seen. In the lake, ducks, cormorants, grebes, herons and sandpipers can be seen. The countryside around the lake is not woods or anything looking like a primeval environment, but simple, old style countryside, where small patches of wood are mixed with fields and meadows. The special thing of this place is that it is different. Different from modern countryside where development is almost industrial and only corn fields can be seen. In this special place, you can see species, like the red-backed shrike my wife took a picture of, that are fast disappearing elsewhere.

I hope we can preserve some parts of those very human, yet natural, places.



Looking at the sunset reflected on the lake, while grebes were fishing and only sounds from nature could be heard, we cannot forget nature surrounds us, however modified or used by man, and we can use its resources without destroying it.

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カルリーナ広場

2010-08-12 | トリノの街、建築物
トリノの人たちが、カルリーナ広場(Piazza Carlina)と呼ぶ
カルロ・エマヌエレII世広場(Piazza Carlo Emanuele II)。



広場の南側、カヴール像の後ろに写っているのは、
1718年に、ヴィットリオ・アメデオII・ディ・サヴォイア王の命により、
建築家フィリッポ・ユヴァッラが手掛けたサンタ・クローチェ教会。
今はルーマニア正教会。

フィリッポ・ユヴァッラは1714年に、
ヴィットリオ・アメデオII・ディ・サヴォイア王にトリノに招かれ、
トリノを代表するバロック後期建築を多く手掛けた。

スペルガ聖堂、マダム宮のファザード、ヴェナリア王宮内にある礼拝堂など
バロックの街として有名なトリノは、建築家フィリッポ・ユヴァッラなくして語れない。

なぜ地元の人はこの広場を、カルロ・エマヌエレII世広場と呼ばずに
カルリーナ広場とちょっと女の人っぽい愛称で呼ぶのか・・・?
それは想像にお任せすることにして、
もうひとつ、この広場には忘れてはいけない過去の歴史がある。
それはこの広場を囲む住居にゲットーがあったということ。
正方形の広場の一辺が120メートルの比較的小さめの広場ではあるけれど、
いろんな時代の歴史が詰まっている場所。

ミニネタ:この広場は電線だらけ。
今回の写真、実は電線を消してある。
トリノのあるグラッフィックコースでは、
この広場の電線を消す試験があるらしい。



銀のスプーン

2010-08-11 | 生活 La vita
タイトルが日本のキャットフードみたいだけど、
イタリアには「銀のスプーン」という長く愛読されている料理本がある。



その本にちなんで、お料理がうまくなるようにと、
アンティーク市で見つけた銀のスプーンをハーブ用に使っている。
実はこれ、電気で表面だけにシルバーがコーティングされているもので
スプーンの裏にはARG.1000と刻印されている。ARGは本物のシルバーではない。
だから値段も数ユーロというお手軽品。

だいぶ黒ずんできたので、重曹を軽く水で溶いたものでこすってお手入れ。
あんまりこすり過ぎると薄いコーティングがはがれてしまうので優しく軽めに。

今の私の料理の腕ではARG.1000で十分。
でもいつかは本物のアンティークの銀のスプーンが欲しい。

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エルダーフラワーの湯気

2010-08-09 | 生活 La vita


白くて小さくてマスカットの香りがする
エルダーフラワー。
5月の末に山に入ったときに摘んできたものを乾燥させておいた。

茎から花の部分だけを外して熱湯に浮かべる。
エルダーフラワーの湯気は、美白にいいらしい。
トリノの強烈な日差しを毎日浴びて手遅れ状態の肌に少しの気休め。
コンタクトで疲れた目にも効果あり。

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ヴェネツィアンランプ

2010-08-05 | ヴェニス
ヴェニスの細い路地を歩いているときに、
フェンス越しに見つけたヴェネツィアンランプ。
地元の人たちは、このランプを庭や玄関(外用)照明として使っている。



我が家はコンドミニオ(マンション)なので、玄関(中)の照明に使っている。
結婚してから、玄関にはこのランプと決めていた。

ガラスで有名なムラーノ島では、
めったに売り物のヴェネツィアンランプを見かけない。
おかしいなと思って、ムラーノ島の人に聞いてみると、
外枠の鉄の部分はヴェニスで作られて、
ムラーノで鉄の内側にガラスを入れて膨らませる。
ヴェニスから鉄の部分が送られて来ると作られる。
鉄の部分を作る職人が減ってきているので、
ヴェネツィアンランプの生産量は減少しているそう。

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アルプスマーモット

2010-08-04 | お出かけ


Marmotta(マルモッタ)と聞いたとき、
モルモット?!と勘違い。
実はアルプスにいるマーモットのこと。
日本にはいない動物。
アルプスの岩のたくさんあるところに
穴を掘って生息している。

山でマーモットを望遠鏡で見ていたときは、
完全にモルモットの大きい種類だと思っていた。

写真のど真ん中に横向きに写っている、おなかの白いマルモッタ。
望遠を最大にしてやっとちょこっと写ったマルモッタ。
リスがふとっちょになった感じで、むちゃくちゃ可愛いマルモッタ。
今度山に登るときは、もっと大きく撮りたいな。

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Aから動物園へ

2010-08-04 | イタリアの絵本


タイトル『 Dalla A allo Zoo 』
タイトル訳 Aから動物園へ
作者 Silvia Borando 作絵 
2010年 Fatatrac 出版
3歳~

アルファベット入門絵本。
アルファベットを使って表現されている
動物の姿のイラストが面白い。
子ども向けだけど短い詩には韻がしっかり踏まれている。
アルファベットで出来た動物と一緒に楽しく
アルファベットに触れられる一冊。


ドライトマト

2010-08-02 | 食・ガストロノミーア・ワイン
大好物のドライトマトを市場(メルカート)で購入。



沸騰したお湯にお酢を入れてから、ドライトマトを入れて1分~2分漬ける。
ざるにあげて水気を切ってから、クッキングペーパーの上に並べて
数時間天日干し。

煮沸消毒した耐熱ガラス瓶に、
ドライトマト、乾燥オレガノ、乾燥バジリコ、ニンニク、ケッパー、
トウガラシとオリーブオイルを入れて、出来あがり。

ドライトマトの戻し汁は捨てないで、
たっぷり野菜と豆のミネストローネに使う。

日差しが強くて、爽やかな風が吹いているこの季節は、
ドライトマトの天日干しにもってこい。

8月に入って本格的なバカンス期を迎え、
急に路駐車が街から消え、交通量も少なくなって
気持ち的には空気が少しは綺麗になったかなと。
ますます天日干しにもってこい?!

8月は街からイタリア人の姿が消える。
人気がないところで写真を撮るのが好きなので嬉しい半面、
街に残っている危ない人たちに狙われないようにしないといけない。

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オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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