horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
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おおかみと石のスープとロシア料理

2019-05-06 | イタリアの絵本


我が家にあるロシア料理本を参考に
イタリアで手に入る食材でロシア料理を作っていたのだけれど
どうしても食べてみたい料理があった。
ロシア語でイクラと言われている魚の卵のパテ。

幸い、子どものクラスメートにロシア人の母親を持つ子どもがいて、
生粋のロシア人の彼女に尋ねることができた。
イクラは、サーモンの卵ではなく、いろんな種類の魚のたまご総称。
私が作りたいと思っていたのは、
ミンタイという種類を使うと分かった。
話を聞いていると、どうもスケトウダラの卵だった。つまり明太子。
気前よくトリノにあるロシア食材店も教えてくれた。
めでたく、ミンタイを手に入れた。
開けてみたらピンク色の粒がぎっしり。
加熱された筋なしのたらこで
味は、まさにコンビニのおにぎりのたらこの味。
後味に少し苦味があるので、ご飯にのせて食べると
やっぱり日本の味を知っているだけあって何だか物足りない。
でも、イタリアでたらこが手に入るだけ有り難いと思わなければ。
この手のたらこは業務用として
日本にもロシアから輸入されているのかも知れない。
パテにするとパンとの相性は良い。

オオカミと石のスープ
クリエーター情報なし
徳間書店


子どもの学校では食育学習があり、その一貫で
おおかみと石のスープが教材になっている。
スープと言えば、イタリアの食卓の基本。
人参、ジャガイモ、ズッキーニを柔らかくなるまで煮て、
軽く塩で味付けをし、バーミックスでポタージュにして、
オリーブオイルとパルメザンチーズをかけて食べる。
シンプルだけど素材の味が身に染みて美味しい。

おまけ

イクラ繋がりでこちらはルーマニアの鯉の卵のパテ。
鯉を食べたがるイタリア人夫に買ったもの。
ルーマニア人曰く、美味しいらしい。

14032018

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