horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

ここでもメリークリスマス

2008-12-25 | トリノの街、建築物
トリノの高級住宅地にあるお花屋さんの前を通ってみると・・・。

「花屋さんに白熊がいる!」
「ちょっと近づいてみましょ。」


「うわっ!白熊いっぱいいる!」


「ハスキー犬もいるよ。」


「ペンギンもいまーす。」


この動物たち、動いているんです。なかなかの見物です。

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クリスマス 街歩き 2008

2008-12-22 | トリノの街、建築物
☆ショーウィンドウのクリスマス

アンティーク家具屋さんの入り口


アンティーク家具屋さんのクリスマスツリー


雑貨屋さんのトナカイ


ミニクッションの刺繍がなんか素敵。
「夢を踏みにじること、禁止」


飾りのアイディアがイタリアらしい。


☆広場・建物

コンゴのストリートチルドレンを守るためのチャリティーコンサート。
冬空の下子どもたちが頑張って歌っていました。オリバーツイストを思い出しました。


懲りずにまたサンカルロ広場のアーティストの光をパシャ。
違うカメラだとまた写り方が違うような。


トリノにもあります、ガレリア。


ポ-川沿いにあるカプチーニ山のアーティストの光。天使のワッカがたくさん空に浮いてるような光が幻想的です。


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イタリア足す日本割る2は?

2008-12-19 | イタリア


イタリア在住日本人がイタリア人に向けて書いた日本とイタリアの生活習慣の比較本です。日本人が書いた親しみやすいイタリア語です。イタリアに住めば誰でも体験することばかりが書かれているので、そうそう、わかるわかると納得しながら読めます。

夫は最初のページからくすくす笑い始め、途中からは大口を天井に向けて笑い転げていました。かなり笑いのつぼにはまったようです。
笑いすぎちゃう?ってほどうけていましたよ。
別の日本人の描いたイラストがまた愉快なんです。
値段も手ごろなので、日本に興味のあるイタリア人にはヒットするかもしれませんよ。

この本を読んで夫が
「よし!奥様は日本人ってタイトルでいつか自分も本を出すぞ」だなんて
なんちゅう事思いつくんでしょう、それに影響されやすいタイプだったのか!

よく職場で聞かれるそうですよ。
「日本人の奥さんって従順でおしとやかで口答えしないんでしょ?マダムバタフライのように夫に尽くすんでしょ、いいなぁ。」

全くその通りです!的確な表現が素晴らしい!

夫が私の暴露本を出してもマダムバタフライの印象は消えませんよ。
でも庭付き一軒家は欲しい。。。

試しにいくつか書いてもらおうかしら。

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チャオ

2008-12-17 | イタリアの絵本


タイトル『CIAO』
タイトル訳 チャオ
作者 ALFREDO STOPPA作 ALESSANDRO SANNA絵 
2007年 FALZEA EDITOREより出版
*1歳~

大人は子どもの「チャオ」が聞きたい。
「ほら、おばちゃんにチャオってご挨拶は?」って言われれば言われるほどだまりんこになってしまう子どもの心境がよく伝わってくる一冊。

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コンセルバトールとマウリツィオ・コロンナ

2008-12-15 | トリノの街、建築物
トリノの中心街にジュゼッペ・ヴェルディ国立音楽院があります。
いろんな国の学生が音楽を学びにやって来ています。
この近くに短期間住んでいた頃、いろんな楽器の音や声楽を聴くのが楽しくてよく道端に立ち止まって聞いていました。今でも時間があるときは近くにあるベンチに座って学生の演奏を聞いて一休みします。音楽院の前の広場は程よい広さで気に入っています。



今年の10月、トリノ出身のクラッシックギター演奏者マウリツィオ・コロンナが(1973年、アレッサンドリアにて行われたミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールで3位を受賞)音楽院でライブを開きました。
有名なロックの曲をオリジナルでアレンジしたライブ。クラシックギター一本でここまで出来るのかと感動しました。ライブを収録したCDも発売されています。
Maurizio Colonna で検索するとオフィシャルウェブサイトが一発検索できます。
クラッシックギターが好きな方やクラシックギターの音色に癒されたい方にお薦めします。

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CAMALEO'

2008-12-14 | イタリアの絵本


タイトル『CAMALEO'』
タイトル訳 ボクはカメレオン
作者 Tashiro Chisato作絵 
2003年 Nord-Sud Edizioniより出版
*2歳~

自分の体の色が行く場所によっていろいろ変わるカメレオン。
誰も自分に気がつかないから「なんかつまんないぞ」と思っていたところで
いいことを思いつきます・・・。

たしろちさとさんの「ボクはカメレオン」のイタリア語版です。
今年のクリスマスプレゼントに選びたい一冊です。

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チョコレートのGUIDO GOBINO

2008-12-11 | 食・ガストロノミーア・ワイン
ピエモンテを知るために必要なキーワードがあります。
それは「伝統」と「革新」。
伝統を守りながらいつも新しいことに挑戦していく、それがピエモンテ。

まさにそれらを実践し急成長しているのが
チョコレート工房 GUIDO・GOBINO(グイド ゴビーノ)と言えます。


先日、日本でお世話になった夫の友人ご夫婦にチョコレートを送ろうとグイド・ゴビーノまで行ってきました。
店内は観光客や地元の人たちで満員。それでも試食用にいくつかチョコレートをお皿にのせて提供してくれるサービスもあり、接客も丁寧でした。

私はフライトに耐えられるチョコレートということで
「クレミーニ アル サーレ」
リグリア州のエキストラバージンオイルと天然海塩を使ったクリーミーなチョコレートを購入しました。2008英国アカデミーチョコレートのある部門で金賞を取った自信作ということで店員さんが薦めてくれました。



このクレミーニはグイド・ゴビーノのHPオンラインショップにて12月12日、日本で先行限定発売される予定だそうです。明日ですね。



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アーティストの光

2008-12-10 | イベント
今年で11回目を迎える「LUCI D'ARTISTA 2008」(ルーチ ダルティスタ)日本語に訳すと「アーティストの光 ~トリノの街を彩る光の芸術作品~」が11月4日から1月11日まで開催されています。世界各国から選ばれたアーティスト19人の作品を市内19箇所で堪能することができます。見る人に強いインパクトを与えるハイクオリティーな芸術作品とトリノの街との融合が見ものとして、このイベントはイタリア国内だけでなく世界でも知られています。冬のトリノの見所のひとつになります。

今回は2箇所で写真を撮ることができました。夜景撮影はぶれやすいので難しかったです。
こちらは歴史のあるエレガントなサンカルロ広場にあるニコラ デ マリアによる「花の王国 ~あらゆる生命の宇宙の巣~」
広場の電柱と広場を囲むアーケードをぐるっと一周囲むように電飾が灯されています。実際はもっとカラフルです。二重の電飾効果で銅像や双子の教会(私が勝手にそう呼んでいるだけですが)が引き立ち、おとぎ話のダンスパーティーにお呼ばれしたような印象を持ちました。







こちらは最近整備され歩行者天国になったラグランジュ通り。ゆったりと歩けるようになりました。こちらの作品はエンリカ ボルギによる「雪の玉」
カットされたペットボトルが利用されています。
通りの向こうまで続く青い光は小さな惑星のようにも見えます。


「アーティストの光」めぐり、つづく。

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クリスマス市

2008-12-09 | イベント
季節ごとに様々なイベントが開催されるトリノは活気があって退屈しない街だなと思います。
12月の一押しイベントと言えばトリノ市主催のクリスマス市、イタリア語で「イル メルカティーノ ディ ナターレ」です。
こちらは屋内コーナー。




12月5日~23日の間、トリノの中心街から少し北へ向かったドーラ川の近くにあるBORGO DORA(ボルゴドーラ)広場で開催されています。
夜は寒さも忘れるぐらい美しいイルミネーションが会場全体を優しく包みます。
屋台では地域の特産料理を食べることもできます。出来立てほやほやのあつあつを外で食べるのもまた格別です。
クリスマス市は屋外と屋内コーナーがあり、職人による手作りの商品が売られていたり、ワイン、ジャム、チョコレート、お菓子類、チーズ、サラミなどの食品の屋台も充実しています。中には世界各国で行われる食品見本市に出展したことのある食品会社があったりします。ずっと前にブログで紹介したワイン製造社、カンティーナ ソチャーレ カナヴェーゼも屋台を出展していました。ピエモンテのあちこちから魅力的な品が集結されている市だなという印象を持ちました。
平日は午後4時から、週末は午前10時からと午後4時からミニイベントが行われます。子ども向けのイベントもあります。
12月6日の4時からのイベントはイタリア人イケメンズブラスバンドでした。
1時間以上も演奏しながら歩き回ってパフォーマンスも抜群。盛り上がっていました。


私たちは日本にいる可愛い姪っ子二人に手作りの品を買いました。同じものを二つ欲しかったのですが、同じものは2つも作らないという職人の方だったので似たようなのを買いました。そしラム酒のクリーム入りチョコレートで有名なCUNEESIを購入しました。60年の歴史を持つBRAMARDI社のものです。

このCUNEESIは毎回日本に帰国する時お土産として持って帰ります。日本で働いていた頃、お酒好きなT先生は美味しいと目をキラキラさせながら食べていたし、普段お酒は飲まないK先生は「ちょっとよっぱらってしもたわなぁ」と言っておられたのを思い出します。本当に顔が赤くなってました。ラム酒以外にもレモンのリキュール、ピエモンテのデザートで有名な卵黄と砂糖、マルサーラ酒を加えて作られるザバイオーネなどいろんな大人の味を楽しめるCUNEESI、本当に美味しいんです!

次回はクリスマスに親戚一同が集まる夕食会に持って行くプレゼントを探しに行きたいと思います。
大量生産の時代に、手作りの品、BIOの食品など手間ひまかかっている物を選んで贈り物にするのも違った意味でなんだかちょっと豊かだなと思うのです。

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UVA FRAGOLA

2008-12-05 | イタリア人夫の稀投稿
Today I would like to speak about a kind of fruit which became quite difficult to find in Torino, but was once very popular. I am speaking about "Uva fragola" which is the name by which a particular hybrid of American and European grape vine is called.

There is a story, maybe even history, behind this fruit. The grape which was grown in Europe for thousands of years, in many different varieties, to be used as table fruit, and to be made into raisins and wine, is "vitis vinifera". Some different species of grape vine were used, here and there, rarely, but "vinifera" (which means "wine bringer" in Latin) was the most common. Anyway, when European people went to America, they discovered a lot of new plants, and amongst them, a different species of vine, which was later called "vitis labrusca", and "American grape". The grape can be eaten, and has a sweeter and different taste. Wine can be made from it, but it is quite different from "real" wine, and has a particular sweetish / too fruity taste called "foxy" in English.

In late 19th century, a terrible thing happened. From America, a small parasite came to Europe, maybe in a ship carrying American grape vines (which was already used , sometimes, as roots to graft the European grape vine onto, since the production of wine rises in this way). This parasite proved very deadly to European vines. And this is a reason why there was a crisis in wine producing in that period. Many varieties of vine were lost, or almost disappeared. Scientists and agronomists scrambled to find a solution, and the easiest proved the one to graft every vine on American roots or on "hybrid" roots. Anyway, some people tried to make wine on labrusca grape, or to develop hybrids which were used to make wine. The taste of these wines was foxy, and, well, so different. But some people still enjoyed it, so, even after the wine industry had recovered on grafted vines, a small number of producers kept on making wine from those hybrid roots. In Italy, this wine was called "Fragolino" (cause the taste is like strawberry, and straberries are called "fragole") and the grape from which it is made are "uva fragola".

Later, for commercial reasons mostly, and because of a scare concerning supposedly "poisoned" wine, fragolino was outlawed in Europe (but it is still legal, and produced, in both America and Japan), except in a small region in Austria where it became traditional. So, uva fragola almost disappeared, except from some gardens, and from some few farms which still sell the grape (which is legal). Actually, you can still find a wine called "Fragolino" in every Italian supermarket, but that is made adding strawberry juice to "normal" wine.

So, one day in October, we found a small farmers' market in a square in Torino. And a stand was selling uva fragola, so we bought and ate it. Here is a picture:






RとL

2008-12-03 | イタリア
「日本語のさよならとさよなら、意味の違いは?」
「同じ」
「サヨナRAと、サヨナLAは同じ意味なの?」
「変なの~」

イタリア人に聞かれる質問の中で、捕鯨と1,2を争うぐらい頻度が高い質問は
RとLの発音についてです。
恥ずかしながら私は未だにRとLの聞き分けが十分ではありません。
普段、自分が話すときはRとLを大げさなぐらいしっかり発音するようにしていますが気が緩むことだってあります。RとLの音に気を使わないで話しているときもあります。そんなときはすかさずイタリア人から、
「日本語にはRとLの音ないの?」とか
「日本人ってRとLの区別できないよね?」なんて言われてしまうのです。

私の説明としては、日本語ではRAでもなくLAでもなく、ラはラ。らりるれろを発音してみせたりします。こんな説明では質問してきたイタリア人は納得できるはずもありません。こちらではRとLは違う音としてはっきり区別しているからです。

最近ある説明を思いつき試しに使ってみました。
それはイタリアでも大変有名な北野武監督の映画の暴力シーンです。
相手を威嚇したり、怒鳴るとき
「オラァァァ」とか
「コラァァァ」って巻き舌R攻めのシーンがありますね。
つまり、日本語では巻き舌のRは普段使わない、ちょっと暴力的な印象がする音だと説明しました。日常会話では穏やかに話すので巻き舌のRはほとんど使わないし、冗談で巻き舌のRを使うと、お母さんから「そんな喋り方やめなさい」とか言われるからね~と言うと友人たちは全員一致で納得していました。

こちらの映画はほとんど吹き替えだけど、北野武監督の作品は日本語にイタリア語字幕がついていることもあるから案外簡単に納得したのでしょうか。
この説明は今度も使ってみる価値がありそうです。

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オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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