horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

イタリアで離乳食

2012-04-24 | 育児


離乳食準備期の5カ月ごろから果汁を与えるようにと
イタリアのかかりつけの小児科医から指導があったが、
日本式(実際には桶谷式)の食事制限で母乳育児をしているので、
日本の厚生労働省の離乳食ガイドに沿って
ところどころイタリア式(かかりつけ小児科医によって様々)を取り入れつつ離乳食をすすめている。

-イタリア式-
離乳食開始はじめの基本食材は、野菜スープ150cc~200ccと野菜の裏ごし。
そこに順々に様子をみながら
ルテイン入りオリーブオイル小さじ1、
インスタントのベビーフード粉物適宜(とうもろこし、タピオカ、米、セモリナなど)か
じゃがいもの裏ごし適宜、
パルメザンチーズ小さじ1を加え、
7ヵ月頃にベビーフードの白身肉2分の一瓶を
食べられるようにする。
食べる時間帯は昼食時。
午後は果物を与える。

初期にはイタリアの様々な旬の野菜の裏ごしとおかゆの裏ごしを様子を見ながら。
脂肪分と塩分が多いパルメザンチーズに躊躇しつつも試しに小さじ1を与えてみたら
顔に湿疹が出たのですぐに中止。
オリーブオイルに関しては、両親ともに目が悪いのでルテインを与えると
視力の低下が抑えられると指導があったので毎日小さじ2分の一だけ与えている。

初期は問題なく順調に進み、中期に入ってからは、
味、形状、その時の機嫌によって
食べるか食べないかがはっきりするようになった。
舌触りが嫌そうな時は、ミキサーでマッシュ状に。
「甘み」が足りなさそうな時は、
煮て甘みのある野菜の裏ごし(冷凍してストック)→粉ミルク→果物のすりおろし→あかちゃんビスケット(最終切り札)と段階をふんで甘みをプラス。
どれもダメでぐずって泣き出したら無理強いせずストップ。
気分が乗ってないときは、自分かバーバパパにも食べさせるふりをして盛り上げる。
また、アレルギーを疑う食材も出てきた。

初期から気を付けているのは、初めて与える食材の量と時間帯、うんちの固さと回数、湿疹。
アレルギーがあった場合、いつでもかかりつけの小児科医に連絡がとれるように。

おやつは食事と母乳(ミルク)以外から栄養を補う必要が出てくる10カ月頃から。
早くから与えると肥満の原因に。
また母乳と離乳食の量が減り、必要な栄養摂取の妨げに。

親族の集まりで、大人の食べ物を勝手に与えられてしまうことがあったので気を付けている。
消化しきれない成分だけでなく、砂糖(特に黒糖)と塩、ハチミツが入っていたら大変!
スプーンは大人が使ったのは使わない。

離乳食作りに重宝しているには、
frigoverreの小さめのガラス容器、
【並行輸入品】Bormioli Rocco 3.90210.SE1021990 Frigoverre Glass Food-Storage Compact Containers with Lids Set of 3
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Bormioli Rocco

シリコン製のふた
(レンジで温めるとき用、ラップは環境面と素材的にあまり使いたくないので。)
マーナ ぶたの落しぶた
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マーナ

密閉できる製氷器、
AVENTのミニミキサーと附属の保存容器、
Philips AVENT SCF870/21 Combined Baby Food Steamer and Blender
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Babyland

京セラのセラミックおろし器。
京セラ 【シャープな切れ味でざくざくおろす】セラミック 大根 おろし器 CD-18
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京セラ

イタリア食と和食の両方の味覚形成の為に
いろいろな食材を与えてみたい気持ちが先走らないように
子どものベースを見守りつつ、ぼちぼちと。


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2 Comments

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すごく参考になりました! (Bolognamica)
2012-05-09 18:10:50
こんにちは!
離乳食、順調に進んでいるようですね♪

すごーーーく参考になる記事で何度も読み返してしまいました。
うちは今6ヶ月、今月21日で7カ月になるのですが、離乳食開始はまだ待つように言われています。果汁もです。
予定日より2カ月早く産まれてきたので、今6ヶ月でも4カ月の計算なんですって。
なので、離乳食も予定日計算で5-6ヶ月目くらいからのようで、6月あたまくらいになりそうです。主人はもう始めたいようですが、、、
私も特に長男は初めてもよさそうなのですが、長女が一度予防接種でアレルギー出たりしたので、先生に従った方がいいかなぁと思ってます。

うちの小児科の先生は果汁ではなく、最初はリンゴと洋ナシのすりおろしからスタートさせるようにと言われました。
私的には果汁から・・と思ってたのですが、no、no!とはっきり言われたので、ビックリした覚えが。。でもhodoさんの先生は果汁スタートOKなんですね。。先生によってもだいぶ違うと聞きましたが、ほんとそうみたいですね。。

私も離乳食でパルミジャーノを使うのは最初はビックリしましたけど、こっちでは普通なんですよね、、、でもおっしゃる通り、かなり塩分と脂肪分強いですよね。。なるべく使わせたくないなぁと思ってみたり。

また離乳食の進み具合、是非アップして下さいね!絵本といい、離乳食のことといい、いつもとても参考にさせてもらっています。

バーバパパのお皿↑かわいい♡
うちの子達もおばけのばーばぱぱの本大好きになりました(友達に買ってきてもらったんですョ)。いくら泣いてても本を見せると泣きやみます。^^笑
絵だけの本とかよりも、ストーリー性のあるもののが食いつきいい感じです。

離乳食始まるとそれはそれで大変そうだけど、でも確実に成長している証拠ですもんね。
うちも早く試してみたくなりました。どんな反応出るか楽しみです^^


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あせらず、ゆっくりを合言葉に。 (horizon doux italia de -torino-)
2012-05-09 21:44:35
Blognamicaさん、こんにちは!
参考になったと言ってもらえて光栄です。かなり慎重に進めている方だと思います。
早くあげたい気持ち、わかります~。
私は5カ月の終わりから10倍がゆの裏ごしからスタートしました。
こちらは一回にあげる量が多く、同じ月齢の子は、すでに3回食プラスおやつ(ミルク&ビスケット)を朝夕、そして果物2回。
消化不良しないのか聞いてみたら
うんちはいたって普通でぐずらないし
いつもご機嫌。子どもによって様々なんですね。
うちは、2回食と夕方に果物。
少食のおっぱい星人です。
そしてただ今、中だるみ中。
食べないときは号泣して嫌がります。

リンゴのすりおろしはうまく飲み込めず、
喉に詰まらせていたので
少しの水で加熱してからミキサーにかけると、喜んで食べるようになりました。
今は、中期のもぐもぐ練習中なんですが、
お米のつぶつぶが嫌らしく、
プゥっと吐き出すようになりました。
あと、魚や白身肉のパサパサ感も泣いて嫌がります。
とろんとして、とろみがあるものに交ぜると喜んで食べます。

2回食になって初めてころりんうんちをしたときは、
それはそれは感動しました。

私たち親は、子どもの空腹を満たして
あげないといけないのだけれど、
離乳食をこどもの成長に合わせて
ゆっくり進めることは、
空腹を満たすのと同じぐらい大事なことだと思います。特に初めて出会う食材ばかりで
何にアレルギー反応が出るか分かりません。

バーバパパの魔法、効いたようですね!
あの本は赤ちゃんを引き付ける不思議な絵本です。
「バーバパパ、どこ?」って聞くと
ゆびさしをするようになりました。
これには私自身も驚きました。
ピンクを見るとニコニコ笑ってます。
なんでもかんでもバーバパパです。(笑)

なかなかPCに向かう時間がなくて
文章を考える脳の部分が機能不全中。
書きたい話題はぽつぽつあるんですが・・・。
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