
3年前の3/11。
日本に里帰りしていたので私のいたところでも揺れを感じました。
テレビで見た大津波の映像は今でも目に焼き付いています。
行方不明になった家族や大切な人を探す人たち、
お年寄りや小さい子どもを持つ周りのサポートがないと困る人たちの姿。
東北の厳しい気候と避難所の不便でプライベートのない生活。
イタリアにいて何ができるか。
寄付や日本製品を積極的に買うこと以外に私に出来ることと言えば
地震の話をイタリアで話すことです。地震の話を聞かれたら必ず話します。
いつも当たり前に身近にあったものが突然目の前から
消えてなくなってしまう恐ろしさを体験された被災された方たちに
今は平穏な日常が訪れているのでしょうか。
物理的な復興、原子力発電所の事、そして
被災された方たちの心の状態を取り戻す心のケア。
お母さんやお父さん、きょうだいをなくした子どもの心は・・・。
青紫色のサイネリアの花言葉は「元気」。
東北のみなさんのところに「元気」が届きますように。