大阪松竹座で公演中のOSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」、今年も観てきました。
・・・え?今年はひきこもるんじゃないのかって・・・?
ま、まぁ、大阪だし・・・宝塚は遠いけど、大阪なら・・・ねぇ?(何が?)
毎年観てきてるからなんか気になっちゃって、ついチケット販売状況チェックしちゃったら、まだ結構余ってるみたいで、あんまり入ってなさそうだな~と思ったらやっぱり応援してあげたくなっちゃって・・・(言い訳ならいくらでも)
ということで、10時前に家を出て、14時過ぎには帰宅、とサクッと行ってきました
もうすっかり盤石な安定感が出てきたトップスター楊琳(やん りん)。
この人はなかなかすごい男役さんなんですよ~。
甘さとクールさが同居する中に、芳醇な色気があるんです。
「キャー(≧∇≦)」っていう感じじゃなくて、うっとり・・・っていう感じの大人な男役さん。
特に、娘役さんと絡んで踊っている時にその色気がふわっと匂い立つようで、ドキドキしちゃいます。
今回の春のおどりは、1部2部とも洋物だったんだけど、正直なところ1部がちょっとばかし退屈だった・・・
「ロシュフォールの恋人たち」のオマージュ、ということで、フレンチジャズに乗せてのミュージカルアクト(一応おおまかなストーリーがある)なんだけど、展開が平板で、フレンチジャズの音楽が心地よい分、ちょっと眠気が誘われてしまったのね・・・
でも、2部の「未来への扉~Go to the future~」はめっちゃ良かったです
華やかなオープニングに続く、序盤のタンゴのシーンはOSKならではの大人なシーン。
タンゴのシーンは宝塚でもよくあるけど、OSKは独特の大人っぽさと色っぽさがあって、それが良い感じの哀愁を感じさせてくれて良いんですよ~
でね、欲を言えば。
このシーン、センターが翼和希くんだったんだけど、個人的には楊さんで観たかったな~
楊さんのタンゴは絶品なのです。なんなら、毎回の定番シーンにしてほしいくらい。
次のブレイクダンスのシーンでは、華月奏くんのダンスの上手さが際立ってました。
大人~な雰囲気のシーンが多いOSKだけど、こういうダンスシーンになれば弾けるカッコイイ
そのあと、歌劇らしいファンタジーな場面になって、そこからの流れで今度はキュートなロケットへと続くのですが・・・
チアダンス風なこのロケットがまた、めっちゃ良かったのよ
もう、めっちゃ楽しくて、みんなが可愛くて、身体が思わずウキウキ動いちゃいました。
現トップの楊さんと前トップの桐生麻也さんとのシーンのあと、楊さんと二人のトップ娘役(舞美りら・千咲えみ)とのダンスがあり。
クライマックスの Swan Lake の場面。
宝塚でいうと、大階段が下りてきて男役さんたちが勢揃いするあたりからの場面です。
ここがまた良かった~、音楽もチャイコフスキーの白鳥の湖を編曲したもので、歌劇の醍醐味を味わわせていただきました。
OSKのもう一つの醍醐味は、いったん幕が下りた後のピンクのパラソルを持ってのテーマソング「桜咲く国」
楊さんからのご挨拶もあって、秋からのNHK朝ドラ「ブギウギ」が大先輩の笠置シズ子さんのドラマであること、現役の翼和希くんが主人公の先輩役でキャスティングされたこと、などの発表もありました。
OSKのテーマソング「桜咲く国」。
初めて見たときは衝撃だったんです、正直。
なんかとっても古臭い感じがしちゃって。
でも今は、そんな風に思った自分を叱りたい。
舞台が終わったあと、幸せな気持ちにしてくれる、素晴らしい曲です。
本公演のじゃないけど、これです、良かったら見てみて~
さて、今日は夫の誕生日なんです。
だけど、このところ仕事が忙しくて帰りが遅く、今日もお誕生会は出来そうもないので、ケーキぐらい買って帰ろうかなと思っていたのですが。
帰り道、なんかお店なかったかなと地下街に入ったら、私の大好物クリスピークリームドーナツのお店を見つけてしまった
もう、ケーキがドーナツに上書きされて、迷いなく買ってきてしまいました。
今の時期、チョコ祭りやん・・・来週チョコレートのお菓子作ろうかと思ってたのに・・・
でも嬉しい
身体には良くないけど、美味しいものは生きてるうち
夫には「お誕生日のケーキ代わりに買ってきたのよ」ってことにします
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