ひよこまめのEveryday

還暦過ぎたおばさんの日常。

ドラマ、映画、舞台、本、音楽などの感想も。

春先のもの思い

2022-03-02 14:14:00 | 日常

ブログをちょっとサボっているうちに、もう3月。

年が明けてから今まで、なんだかんだ慌ただしいような・・・最近は、今月半ばにある四十九日法要のことで、毎日のように弟からメールがきていろいろ調べたりする日々です。

母の兄姉はもう誰もおらず、それより外側の付き合いもなかったので、そちらは気の置けない従姉・従兄たちとの連絡だけで済んだのだけど、

先日、父の兄弟である叔父たちから「言われてみればそういう人がいたなぁ」という人たちに「連絡したのか」と訊かれて、もう、チンプンカンプン

親が親しくしていたのは知っているけど、私自身とのおつきあいはなく(ましてや未婚の弟はなおさら)、改めて言われるとその人たちがどういう関係の人たちだったのかも知らないんですよね。

この際だからと叔父に聞いてみたところ、どうも父母の従兄・従姉にあたる人らしく・・・

そういわれてみれば、私も自分の従兄従姉たちとは親しくしているから、それは知らせた方がいいよね、母もきっと知らせてほしいよね、と納得。

 

亡くなったときにお寺さんで戒名を決めてもらうにあたって、住職から母の生い立ちをいろいろ訊かれたのですが・・・

改めて訊かれると、よく知らないことの方が多いんですよね。

「ご両親のなれそめは?」なんて聞かれても、大恋愛だったことはさんざん聞かされていたけど、具体的にどこでどう出会って親しくなったのかはよく知らないし。

そもそも母の出生地も知らなくて、父とは地元の幼馴染だと思っていたのが、戸籍を取り寄せてみたら結構離れたところに住んでいたのがわかったり。

子どものころや若いころのことを、いろいろ話には聞いていたけど、よく考えてみると具体的なことはなにも知らないなぁ~と、なんだか不思議な気持ちになりました。

今更ながら、どんなふうに生きてきたのか、もっとはっきり聞いておけばよかったな~、なんて思います。

NHKで「ファミリー・ヒストリー」っていう番組があって、面白いなぁとよく見てるのですが、あんなふうに自分のルーツをたどってみたい気持ちになりました。

 

そうそう、母の遺品を整理していたら、父からのラブレターがたくさん出てきたんですよ~

そこには、私たちは一度も聞いたことのない呼び方で母に呼びかける父の文章があって、あー、誰にも若い頃があって、その時代の最先端でキラキラ輝いて生きていたんだなぁ~と、親というのではなく、一人の人として「頑張って生きてきたんだね、お疲れ様」と声をかけたい気持ちになりました。

 

世の中はきな臭いし、オミクロン株の亜種とかいう感染力の強いやつが出てきてるみたいだし、なんとなく先行き不安な日々だけど、

それでも春はちゃんとやってくるんですね・・・

日差しや風がなんとなく春めいてきていて、春の訪れとともにいろんなことが落ち着いてくれるといいのに、と思ってしまいます。

 

 

 

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