ひよこまめのEveryday

還暦過ぎたおばさんの日常。

ドラマ、映画、舞台、本、音楽などの感想も。

弟がコロナにかかっちゃった夏

2021-08-20 09:18:56 | 日常

今日は朝から晴れています。

何日ぶりだろう? それでもお昼ごろからまた雨の予報なので、お洗濯は最低限でガマン。

あーーー、思いっきり洗濯したい!!!

でも、お日様が出ると気持ちも少し晴れますね。 ようやく、ブログを書こうかという気持ちにもなりました。

今月の初めに、東京で独り暮らしの弟がコロナに罹患。

1日ごとに悪くなるのに入院できずで、気が気ではない日々でした。

発症から2週間目ぐらいに、ようやく順番が来て入院できて、そしたら私も気を張り詰めていたのでしょうか、 私の方がガックリ来てしまって、今週は昨日までどうにもエンジンがかからないダラダラな日々を過ごしていました。

昨晩、弟から何度目かのメールで、酸素吸入が外れたので、この後72時間様子を見て問題なければ退院できそうだ、とのことで、ようやく人心地ついた感じです。

もう、今さかんにテレビで報道しているのと同じ状況。 野々村真さんとか、千葉真一さんとかと同じ経過。

今では足りなくなってきているという酸素濃縮器を、なんとか自宅に入れてもらえたことで命拾いできたんじゃないかと思います。

それにしても、罹ったら死ぬかもしれない病気なのに、罹ったら最後、医者に診てもらえない、と言う状況は、もうすでに医療崩壊だろう、と家族がかかって見て実感します。

酸素ステーションとか言ってるけど、どういう発想なんだろうと呆れます。

そんなことよりも、抗体カクテルステーションだろう、と思うんだけど。

テレビとかでは、センセーショナルな事しか報道しないんだな・・・ということも思いました。

コロナにかかったらどうなるのか、一般的な病気の経過はどういうものなのか、何をすればいいのか、今の状況の中で自分で出来ることはあるのか、というような冷静な情報が、ホントに無い。

市民の危機感をあおって人流を減らそうという、脅し手法なのかもしれないけど、気を付けていてもかかるものなんだから、かかったらどうしたらいいか、ということをもう少し冷静に、情報として報道してもらいたいものだと思いました。

陽性判定が出たら保健所が面倒をみてくれる、というイメージですが、今はもう、保健所も手一杯です。

弟の時も、保健所から電話が来るまで3日かかりました。

8月の初めですでに、保健所からの連絡はいつになるかわからないという噂は聞いていたので、「陽性だった」と言う連絡を受けたその日に、こちらからは食料などを送り、たまたま仕事で東京にいた夫に頼んで、家電量販店でパルスオキシメーターを買って届けてもらい。

保健所から連絡があった頃には、血中酸素は92ぐらいまで落ちていて、その頃は私が電話しても「電話で話すのしんどいから、かけてこないで」と言われる状況。

保健所から1日1回「健康観察」の電話があっても、1日の中でも状態に波があり、昼間の落ち着いている時にかけてこられてもあまり意味がなさそうでした。

 

家族がかかってみて思うのは、かかるまでは何を言われても他人事だ、ということです。

どんなにセンセーショナルなニュースや映像を見せられても、「大変だなぁ~」ぐらいな感覚なんじゃないでしょうか。

そんな中で、8月7日だったかな、朝日新聞のこの記事は、小さいながらもとても救われるものでした。

「コロナは風邪」という乱暴な言い方をする人もいますが、あながち間違ってはいないんですよね。

罹っても本人の体力や免疫力があれば、自然治癒するものではあるそうで、そういう意味ではインフルエンザとかと同じと言えるらしいのですが、やっぱり一番のネックは「治療薬がない」ということなんですよね。

インフルエンザのタミフルのように、かかったら「これ飲んで家で寝てなさい」ぐらいの薬ができてくるまでは、この騒ぎはなかなか収まらないんじゃないかと思いました。

 

今月は、いつもとは別の意味で、キルトに救われた部分がありました。

8月のお題が昨日完成。

割と単純で簡単だったので、気持ちを落ち着かせるにはちょうど良い課題でした。

とはいえ、上の空で針を動かしていた部分もあり、細かいところは粗も目立つのですが、これはこれで、大変な時に作ったなぁという思い出になるでしょう。

 

コロナの爆発はまだまだ続きそうですので、みなさま、くれぐれもご用心を。

 

 

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