先日アラジン中古書店に行ったらお笑いタレント又吉直樹の小説「火花」が売られていたので、今さらですが買って読んでみました。
芥川賞(純文学の新人に与えられる文学賞)を受賞した作品ですね。
当時、テレビで連日のように取り上げられていたので気になってはいました。

手に取ってみた感想は、思ってたより薄いな~でした。
1ページの文字数もそんなに多くないです。
でもその分さくっと読めて良さそう。
お値段は中古で5700ウォンでした。
日本だと大量に売れた反動で古本だと100円で売られてるって知っていますが、まあ気になっていた本が韓国で手に入るだけいいかっということで、大奮発。笑
ページを開くと、微妙にタバコ臭い。。。
これが古本のイヤなとこですね。😓
感想は、
なんていうんでしょう…?
実は私は推理小説が好きでよく読むんですが、これは推理小説ではないので、
誰も殺されない、行方不明にならない (←当然ですね)
警察も探偵も出てこない (←そりゃそうだ)
「旅先で知り合って仲良くなった人」は、殺される。または行方不明になる。または犯人。って無意識に思っちゃう私が悪いんですが、いつまでたっても何のハプニングも起こらない、売れない芸人の日々の葛藤が延々と続くというストーリーに戸惑っているあいだに読み終わってしまいました。
文学小説ってこんなに淡々としたものなんですね。
感受性が豊かな人は何か感じるものがあるのかな?
私みたいなコテコテの理系人間にはちょっと難しいな~と思いました。😅
誰も死なないし。犯人いないし。 (←しつこい)