農園をはじめたら元気になる(土作りの巻)

2007年06月05日 | 人間は土をさわろう
私が関わっているデイサービスセンターの片隅でささやかな農園をはじめました。
発起人は思いつきで行動してしまう私であります。
何故農園をはじめたかと言うと
そこを利用している高齢者の殆どの方が、農家をされてきた方であることから、デイサービスにこられた方が少しでも、苗の成長を楽しんでもらいたいとはじめました。

私は農園は初めてであり、土を作るところから悪戦苦闘で、スタッフ間で「あーでもない、こーでもない」と相談していたら、農家暦60年のK子さん(87歳)が、この辺の土は酸性で野菜が育ちづらいから、まず、灰を巻いて、アルカリにしんとだめだっちゅこん、そうしたら、腐葉土と、自然の肥料をまぜて、2週間位寝かせなさい」と教えてくれる。K子さんは普段大人しく、最近元気がなく心配していたが、農家の話で一気に表情が変わる。
生きがい役割を感じることは、どんな薬より効果があるようだ。


K子さんから教えていただいたことを忠実に守り、土作りからはじめる。

土をさわっているだけで、普段の忙しさや、ストレスを忘れさせてくれる。

いい土を作らなければ、いい作物はできない。

生きている全てのことに言えることかもしれないね。

長靴と麦わら帽子 

農園をはじめたら元気になる。   僕がです。

今日も良く晴れました。