先日郵便局で荷物を送ろうとしたら、品名の『梅酒』に窓口の新顔局員が反応した。
「この梅酒ですねぇ、アルコールですから飛行機に載せられんかった場合、配達が遅れるかもしれませんよー。」
今まで何度も送ってるのに、こんなこと言われたの初めてだったから驚いた。
「えーっ、そうなんですか?!」
「はい、ここに書いてるように引火性のあるものは飛行機に載せられないんです。
このご時世ですからチェックが厳しくなったんですよ・・・場合によっては引き取らないかんこともあります。」
なるほど、花火、マッチ、ガソリン等々、危険物は送れませんと張り紙がある。
なんたること、梅酒は危険物なのか?!と戸惑っていたら、
「あ、宛先は静岡ですね。なら大丈夫です。静岡まではトラック輸送ですから。」
と、引き受けてくれたから取り敢えずホッとした。
そして今日は東京の息子へ、米、味噌、漬物の荷造り。
さて梅酒はどうしよう。
そこで、困ったときのネット検索。
『航空便 アルコール』で調べたら、国内便ではアルコール濃度70度まで、量は1容器に5リットルまでは送れるとのこと。
で、今度は『梅酒 度数』で検索。
手作り梅酒の場合20度くらいらしい。濃くても30度止まりだろう。
大体、70度以上の酒ってあるのかしらん?
送り状に『梅酒 20度 500cc』と明記し、これで文句は言わせないぞ!の勢いで窓口に持ってったら、
今日はにこやかにすんなり受け付けてくれて拍子抜けした。
彼もあれから勉強したのかな?