今年の夏、植えた覚えがないのに、雑草の中からカボチャのような蔓が畑に伸びていた。
こういう勝手に生えた作物を、ウチの辺りでは『天道生え(てんとばえ)』と言う。
『野良生え』と呼ぶ地方もあるらしいが。
10日程前邪魔になるので引き抜いた。ひょうたんのような実が二つ付いていた。
こんなの見たことない。
でもよーく考えていたら、去年のお盆にスーパーで買った『お供えセット』の中に、
こんなのがあったのを思い出した。
小さかったし、ただのお飾り用だと思ったから、用済みになってから畑に捨てたのだ。
こんな模様のあるカボチャって食べられるのだろうか?
今日、当てずっぽうに『ひょうたんカボチャ』と入力して検索したらヒットした。
へぇ、食べられるんだあ!と安心した。
でも肥料もやってないし、美味しくはないかもと思い、ポタージュスープにした。
皮を剥いて、コンソメスープで軟らかく煮て、ミキサーでドロドロにして牛乳と生クリームを加えた。
わーお これなら何杯もいける 娘も喜んだ。
カボチャ嫌いの孫は見向きもしなかったけれど。(笑)