イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

困難のなかでも、美しい世界があるのは勇気づけられる!(好転のためのストレス曲線 10/10)

2012-12-11 | 第七章「光と復活体」

  昨日は高幡不動尊にSさんと夕方訪れた。もう散ってしまったかなと思っていたが、紅葉が綺麗であった。

   

 夕暮れが近く、入日を見たくなり、一番の高所である高幡城址の高台まで登った。ちょうど富士山方面に日が沈むところで、寒気の中で富士山のシルエットが綺麗であった。

 

 若い頃は、こうした風景を日常の中で見ようなど、余り考えなかったが、真善美の世界の大切さは年をとってくるとますます身にしみてくる。身近に美しい風景があったりする。実に素晴らしいことだ。生きる勇気が満ちてくる。

   

 美しい入日を見た後は、Sさんと軽く一杯。楽しい話をしたが、仲間の話や地域での活動の話をしたが、次から次に状況が変化し、新たな対応(ストレス曲線)がやってくるのが実感できる話でもあった。ふと、朝読んだM.スコット・ペック著「愛と心理療法」(創元社)の最初の一節を思い出した。

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  人生は困難なものである。

   これは偉大な真実、最も大きい真実の一つである。ひとたびこの真実を悟ればそれを超越できるという意味で、それは偉大な真実なのである。一旦この真実を理解して本当に受け入れるならば、人生はもはや困難なものではなくなる。

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 これは、見方を変えればストレス曲線のことを言っているなと思う。そして、ストレス曲線を次から次に処理していくことこそ、生命力そのものなのだろう。過去や未来に怯えることもなく、今ここの感情を大事に進む。

 最近は、時間があれば7-8世紀の日本の古代関係の本を読んでいるが、例えば持統天皇の生涯は心理学的にも素晴らしいのではないかと思う。内憂外患の時代(恐らく現代の日本以上)にさばさばと生き抜き、今の日本人でも感謝すべき業績を沢山残して亡くなられる。官僚機構を作ったり、法律を整備したり、天皇制の基礎を作ったり、伊勢神宮や薬師寺等に多大な影響を与えたり、万葉集編纂や記紀の編纂に大きな影響力を与えたり、・・・・つまり、独立国家日本の創設に貢献したのだ。

 持統天皇のようにスーパーにストレス曲線を好転させることはできないが、私でも困難な時代の中でもできることはあるはずだと思う。そして、美しい自然は癒してくれる。

 好転するためのストレス曲線 10/10

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