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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人のせいより月のせいにしたら!(人間を考えてみる 1/10)

2012-12-12 | 第八章「魂と聖霊」

 今の月は満月か?新月(朔)か?それとも下弦の月? 即座に回答出来る人は稀である。正解は2012年12月13日は新月。従って今日の月は、新月に限りなく近い。詳しくは、ブログの右の下のほうにブックマーク《暦のページ》や日めくりカレンダーがあるのでご覧あれ。

 私は、小学生、中学生くらいまでは夜空を眺めるのが好きで、天体望遠鏡まで買った。しかし、社会人となると浮世離れした天体より他のことに関心は移り、今の月は?と問われても判らなくなった。それが、再び興味を持つようになったのは、「生き甲斐の心理学」でU先生に太陽や月のワークショップを受けた10年前くらいからだ。

 地球は月の影響を受け、満潮や干潮がある。さらに、人間にも影響があるらしい。祖父母から伝わった、誕生の時は満潮、亡くなる時は干潮、そんな祖先からの言い伝えもあるようだ。

 心理学者のA.L.リーバーは「月の魔力」(東京書籍)で、殺人事件と月の満ち欠けの相関を調べ興味深い研究をされている。私の経験でも、満月や新月の時は、何となくいつもと違うことが起きる傾向があるようだ(統計的に調べたわけではないが)。まあ、40億年の歴史を持つ地球上の生命の一つの人間も、何らかの影響があって不思議でもなんともない。

 月や太陽、星の位置に日常的に興味を持ち、さらに季節の移り変わりに興味を持つようになると、祖先からのものの見方というか、文化遺産がだんだん身についてくるようだ。

 最近は、日本の古代史を勉強しているが、日本最古の小説とされている、竹取物語も月がテーマである。また、万葉集にも月に関する不思議な歌もある。幼いころの理科系的興味ではなく、文化系的興味がどんどん湧いてくる。

 それはとにかく、月の位置を日常的に意識するようになると、何か変なことがあったとき、「これは、Aのせいだ!」と人を責めるのではなく、「これは満月のせいだ!」と月のせいにするオプションが増える。新しい視点(この場合は月)は、解釈を変え楽に生きる力を与えてくれる。

 とはいえ、明日は新月。すべてが0からスタートし満るための分岐点。どんな日になるか楽しみである。

(写真は、酉の市の時の大國魂神社、神社の上に輝く月。)

 人間を考えてみる 1/10

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