イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

コスモスに寄り添い写真を撮るのと、傾聴は似ている!(私とあなた ③ 5/10)

2014-10-01 | 第八章「魂と聖霊」

 人生は不思議な出会いの連続でありがたいが、先日昭和記念公園に行ったときもそんなところがあった。公園の中央付近のコスモスを観終え、砂川口を目指して帰ろうとしたが、ふと日本庭園に行きたくなり妻と相談して庭園に入場した。そこまでは良かったが、一人池の周りを夕日がそろそろ沈み始める時間を回った。そして、元のあずまやについたときは妻がもう砂川口を目指して離れた後だった。

  そして、私も砂川口を目指したが、逆方向に歩いてしまい迷ってしまう。携帯電話で「案内の矢印」に従えば判ると妻に教えられ(いつもこんなんです!)、やっと砂川口近くのコスモスの丘の麓周辺に到達。その時、丘の高台の木々の向こうに夕焼けの空が見え隠れ。気になって望遠モードで撮った写真がこれです。遠くのファンタジーを写真機を通してみていると本当に幸せでしたが、道行く人には変な人と見られていたように思います。

   

 コスモスの気持ちがあるのか判りませんが、コスモスの気持ちに寄り添い、それを感じつつ表現する。それは傾聴の共感に似ています。共感は賛同ではないということも良く言われます。「心理的接触」、「傷つき度」、「ありのまま」、「条件なしの配慮」と今回の「感情に寄り添う」ときました。

 U先生の「生き甲斐の心理学」2章では、ここの共感のところで積極的傾聴法が登場しています。言語を通しての傾聴の世界は、こうしたちょっとした技術が大事でもあります。①うん、なるほどと本気で傾聴し単純な受容を表明すること。②相手の言葉の重要な短い最後の言葉を反復すること。③感情の反射、つまり相手の気分・感情と同じレベルで付き合い、共感していくこと。④感情の明確化、つまり言葉に表現できるよう整理整頓してあげること。

 U先生の「生き甲斐の心理学」は実に貴重で、オックスフォード大学などで学ばれた経験、日本での多くの臨床体験が結実したテキスト。マッサンのスコットランドでスコッチ造りのためのノートのような存在だと私は思っています。

 マッサンも、辛い立場のエリーさんに寄り添っています。また、今日は竹原(私の父の郷里で私の故郷のようなもの)のシーンも沢山。酒造りで竹原の杜氏の歌まで。祖父もこんな歌を歌ったかとおもうと感動でした。しかし、竹鶴さんは一日に一本スコッチをあげたという酒豪だったそうですが、私の父、祖父も強かった、一緒の宴会ではいつも記憶が飛びました! 

私とあなた ③ 5/10

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