イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

象徴の森

2006-08-03 | 2006年度(1/13まで)
 言語というものは、隠喩や換喩を本質とし、本来詩に近いらしい。ホモサピエンス・サピエンスの流動的思考を可能にしている脳の特性が産んだものともいわれている。

 自立という言葉は英語のIndependenceから来たようだ。依存 dependenceの反対語である。ただ、訳語であるため、詩的な意味合いが判りにくい。
 自立だけではなにか物足りないので、共存という言葉も良く使われる。しかし、なにか戦うイメージが両者にはあって、私にはしっくりこない。
 自立という言葉は、根がない感じの言葉である。

 私の机の上には、ミケランジェロのピエタ像の写真がある。実存的な深い意味合い、あるいは悲哀を感じる。そして、自立あるいは依存の本来的な意味合いを深いところで教えてくれる。
 


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