私ごとで恐縮ですが、大学で行動科学や実験心理学を勉強し、また、創造工学やフロイト、フランクルの本も結構読み、心理学もかなり理解しているつもりでした。
ところが、40歳台になって、いろいろ悩み、また、不思議な縁で「生き甲斐の心理学」を学ぶようになりました。その中で、欧米では常識の基本的な心理学教育が自分には欠落していたことに気づきました。気付かせてくれたのはU先生です。基本が理解出来てなければ、いくら本を読んでも身にしかなかったのです。
U先生は、オックスフォード大学でB先生について学位をとり、また、日本で多くの臨床経験をつまれたセラピストです。そして、学びを通して、さまざまな悩みや生き甲斐の問題(生き甲斐は、不思議なことに悩みを軽減することもあります)で非常に助けてもらいました。
やがて、私を含めU先生から学んだ学徒でNPO法人を立ち上げ、「生き甲斐の心理学」の普及活動をすでに5年継続してきてます。ただ、その活動は緒についたところで、殆どの人は「生き甲斐の心理学」を知りません。
今、思うと自分は、会社勤めの時はマーケティング(企画)を職としてきたのに、そのノウハウを殆ど生かしていませんでした。それは、意外にも自分のアイデンティティの問題であったのです。ただ、今は違います!
まずは、自分のブログを少しづつ改善し、より皆さまの役に立てるようにしていきたいと思い直しました。
巷では、心理学の公開講座やカウンセリング勉強会が、いろいろ開催されています。ただ、なんとなく敷居が高いのか、今までの経験もあるのか、歴史とか寺社仏閣関係の講座は満席になるのに、参加者が少ないようです。しかし、日々の人間関係や生き甲斐などで、その知識は本来とても大事だと思うのです。
私もかつてそうだったように、いまさら訊けない良質の心理学の知識を、理論はU先生の「生き甲斐の心理学」に従いつつ、もう一度整理し60回に渡りお届けしたいと思います。
(総論1/1)
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