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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ひとそれぞれの愛の原型、愛のイメージ!(愛の領域⑪)

2010-05-09 | 第七章「光と復活体」

 ひとはそれぞれ違う。身体の違いもあるが、こころ(生育史)の違いもある。

 孫を見ていると、まだ1歳にも満たないが、それでも愛し愛されるそれなりのやりかたを身に付け始めているようだ。1-2歳のころの記憶を私は思い出すことができないが、子供のころに周りの人達と過ごした、愛の名場面のようなものがあり、今の暮らしの中で、深層から影響を与えているようだ。

 それが、孤独感ということで現れたり、満足感ということで現れたりもする。

 そんな、愛の原型はどんなものかと自分の昔を、考えたりすると、意外な自分の傾向を発見できる。自分のことも深い謎ではあり、他者のことまでということもあるが、家族や身近な人達の愛の原型も考えることもある。

 ひとそれぞれの愛の原型である。そして、はっきり判らないまでも、時にそれを推察したり、思いやる努力は大切なのだろう。自分では気にも留めないことや、変に思うことが、ある人にとっては愛の表現であったりするのだ。

 愛の原型に絶対的な良い悪いはないのだろう。

 さらに、自分の愛の原型も、自分が変わることで、変わっていくようだ。狭い自分の殻を抜け出す努力は大切なのだろう。自分が死ぬ時、最後の自分の愛の原型と思う愛の名場面はどんなものだろう。

 楽しみでもある。

(愛の領域⑪(1億2千万人のための生き甲斐の心理学) 51/60)

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