イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

シャガールさん、ありがとう!(時の旅③ 6/10)

2013-10-25 | 第七章「光と復活体」

最近、シャガールの画集を引っ張り出し、時々のんびりと絵を眺めることが多くなった。U先生のブログやKさんのブログに触発されたようだ。

 実は、生き甲斐の心理学を学び始めてから、絵画観賞療法としてシャガールをU先生のもとで勉強をしたことがあった。欧米では絵画はシャガール、音楽はモーツアルトが心理療法の世界では定番ということだった。私は日本人だけど、どうかなと思いつつ勉強をしたのだが、実に不思議な経験をしたように思う。

 勉強仲間にも恵まれ、暖かい雰囲気の中での勉強で、かなり自分の生育史上の問題や栄光が湧き出てきた。それからもう十年近くの時間が経過したが、あの時の何というか無意識の意識化は随分大きかったように思う。

 小学校1年の時に、友達二人と登校中に一人が交通事故で亡くなったのだが、そのときの体験の捉え方が問題で、当時は笑ってすますような一見大した問題ではなかった事件が、結構後を引いていたのを今は感じてしまう。それを解していったのは、シャガールの絵だったようだ。何か無意識の世界を整理統合するパワーがあるようで、同じ絵の中に6歳の事件や16歳の心の開放などが繋がってくるようだった。

 季節ハズレの台風のおかげで、家の中でくすぶる感じなのだが、好きな絵を決めて、湧き起る感情をノートに書き留めてみようか。その中から何か新しく生まれ変わる何かを見つけることもできるかもしれない。皆様もお試しください。

 時の旅③ 6/10

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