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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

孤立の中での独り立ちの時 (間を考える旅 9/10)

2017-12-20 | 旅・雑記帳

 古代の最大の内戦である壬申の乱。この戦いは日本書紀によれば、大海人皇子(天武天皇)と鵜野皇女(持統天皇)を中心としたグループが、大友皇子を中心とした近江軍と戦うのだが、その戦いの当初は数十人の吉野側の逃避行さながらの吉野脱失劇から始まる。その後、根回しの成果か3万人以上の軍隊が吉野側に付き、写真の関ケ原での戦いをはじめ幾つかの激戦を潜って吉野側が勝利する。

 

 

  桜木神社

関ケ原町の井上神社(天武天皇を祀っている)

 

 激戦地、藤古川の近く

 最終的には、壬申の乱の後、天武天皇と持統天皇は法治国家を築きあげることができ、その影響は現在にも及ぶ。しかし、その発端が殆ど一人、二人の個人の意思であるところに感動してしまう。

 私たちの人生も、真の意味で独り立ちの時があるように思う。

 結婚、事業開始、転職、大きな躓き・・・そんな時に孤独感の真っただ中で決意する。そして、一人での活動が開始されるが、以前は沢山の人たちの中で生きてきたものの、そうした独り立ちの時は数人の賛同者が周りにいれば良いほうなのだろう。その結果が、成功するか否かは別にして、その時の体験は貴重な財産(生き甲斐)になることは間違いない。本来人生とはそんなものかもしれない。

 そして、孤立無援に近い中で得た協力者は、貴重な人生の友になるかもしれない。

 今年も押し迫ってきたが、考えてみると2016年の初めからチャレンジした縄文小説が10月に改訂版を出すことで一段落をした。様々な面でできるかどうかも疑わしかったが、理解をしていただける人も何人かいて、涙がでるほどの貴重な協力を賜り、ここまで行きついた。そして、そこで得たことで、これからどこまで行けるかは分からないが、第二段の活路が開かれてきたように感じている。もちろん、天武天皇や持統天皇のように本当に命を掛けた大事業ではないかもしれないが、私にとっては貴重な体験だった。

 考えてみれば、自分の中に「独り立ちの時」の原型があるように思う。それは、どうも学生時代の夏休みの旅だったように感じている。その時の新鮮な体験は強烈であったが、今回の旅もこの年にしては、信じられないような体験もできたように思う。

間を考える旅 9/10

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