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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

他者が敷いたレールと自分で敷くレール(夢を育む 6/10)

2019-09-27 | 旅・雑記帳

 青春時代の混乱を思い出すと、親や先生が敷いたレールに従って走るということに、モヤモヤとした抵抗感というか罪悪感を感じる一方、自分の好きなことをやって敷かれたレールを外していくことへの抵抗感・罪悪感も感じていて、怒りをいろいろな方向にぶつけたりしたことを思い出す。

 特に私たちの世代では、青春時代に高校紛争や大学紛争などが吹き荒れていて、当時の学園紛争の記録本などを読むと、家庭内などでの大混乱があったと思う。私も高校時代は高校紛争がかなり激しく、それを心配した父とすれ違いつつぶつかったり、自虐的な雰囲気になったりした。

 やがて、自分で敷くレールの比重が高まり、それなりに社会人や家庭人になっていくのだが、自分の敷くレール・・・自分の道や夢と置き換えてもよいかもしれないし、時には天命という言葉が相応しいこともあろう・・・を歩まないことによる罪悪感は人生の中では貴重なシグナルだと思う。自己肯定・他者肯定への道・夢はなかなか見いだしがたいが、そういう罪悪感の働きを知って居るのと知らないのはずいぶん違うと思う。

 さて、この1-2週間のことだが、蟻の町のマリアー北原怜子さんのことをいろいろ調べたりしている。戦後にカトリックの信仰を大事にして福祉の世界で有名になった若くして夭折された方である。親のレールは薬剤師や結婚という方向を向いていたのだろうが、全く別のレールを走ったようだ。自分で敷いたレールというか天命というか。そこに至るまではどうだったのだろう。母もそうであったが、女学校のころは戦中なので愛国少女だったようだが、それからは信仰に目覚めたり、ふとしたきっかけで蟻の町に関わることになる。

 比べるのは実におこがましいが、私もマーケティングなどを職業に選び52歳までサラリーマンとして働いたものの、あるきっかけで福祉の世界に入ったり、生き甲斐の心理学の世界に入ったりし、その傍ら縄文小説を書いたりもしてきた。それが浅い自分勝ってなレールだったのか、天命だったのかはよく分からない。ただ、漠とした罪悪感を指標に自発性や目的志向性を意識することで、和解による平安感も体験できたように思う。

夢を育む 6/10

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