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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

タイムカプセルの蓋を開けると!

2008-08-08 | 第八章「魂と聖霊」

 町田市の薬師寺公園に寄ってみたが、夏のハス田にはびっくりした。自分の背丈以上にハスの葉が伸び、巨大な葉と花が綺麗であった。公園には、この珍しいハスの説明書きがあった。古代遺跡から出土したハスの種子を育てたところ、2000年前のハスが開花したということであった。この大賀ハスを根分けしたものがこのハスだそうだ。

 丁度昼ごろで、ハスがきれいに咲いているところは見られなかったが、それでも素晴らしかった。

 昔、タイムカプセルというのがあった。私のころは、個人的にブリキの箱などに、自分の大切にしているものを入れて、庭に埋めたりした。

 しかし、このハスの種は2000年の悠久の時を隔てた今、何十の世代を経て、リアルにこうして見ることができる。考えを巡らすと、生命の誕生に関しても、あの不思議なDNAの構造をもった生命体を地球上でつくれるのか?という疑問から、宇宙から飛来してきたという説があるという。不思議である。

 さて、ハスや生命体のタイムカプセルはさておき、自分にもひとつ大切な、タイムカプセルが残って、今眼にすることができる。その話を始めたい。

 若い頃の日記などは、すべて処分してしまったが、大学4年の時(1974年7月)に仲間と作った、文集が残っており、そのころの自分の心の貴重な記憶となっている。

 丁度今、信じて見える世界、見えなくなる世界のことを、生きがいの心理学の勉強の一つとして研究しているが、その時の小文は絶好の材料でもある。

 就職や卒論をひかえ、自分の拠り所を真面目に整理しようとして書いたものであるが、妄想的で、当時のどうどう巡り的心境を表している。

 これから4回、当時を思い出し、信じないことはどういうことか、どうどう巡りのメカニズムは何かなど考えていきたい。

<1974年のタイムカプセル 1/4>

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