U先生の「生き甲斐の心理学」は室内のお勉強ばかりでなく、時には奈良旅行など五感・体感を大切にした勉強会がある。最近は琵琶湖での勉強会があったが、残念ながら都合がつかず参加できず悔やまれた。こうした勉強は、いつも実りが多く傾聴力が身につく感じだ。私も真似をして、勉強会を開催する場所は、勉強会の前後に気楽に好きな名所・旧跡、遺跡を訪れることのできる場所を選び、時にツアーを試みたりもしている。
さて、傾聴というと、カール・ロジャースの6条件が有名だが、その中の一つに「純粋と一致」がある、これについてU先生のブログ「生き甲斐の心理学」(2006年1月27日)を参照してご説明してみたい。
純粋とは、良い悪いの内容に関係無く正確に意識すること。一致とは、心の奥深い想いと、意識、言葉が一致していることをいう。心の奥深い想いということで五感・体感、さらに、好き、嫌い、怖い、怖くないといった原初感情が大事だということも浮かんでくる。
まだまだ修行中の身である私であるが、この勉強を深めていくと、子供のちょっとした言葉に感動したり、何気ない会話の中で、ある人の言葉がこころに響いたりする経験が多くなるように思う。好きとか嫌い、怖い、怖くないといった原初感情の原型にも興味がわくようになる。自分の生き甲斐は何か、何のために生まれたのか・・そんな人生の難問にも役立つ純粋と一致の勉強だと思う。
大きなテーマであり、本来は10倍、20倍の思索とブログが必要なのだろうが、今日は原初感情の原型の一つ。本に関係することを。絵本で何回も暗記するほど読んだのは、ホットケーキがでてくる「ちびくろさんぼ」や「ちいさいおうち」、その延長線上に、小学校高学年で作ったB6サイズの手帳に書いた本、中学1年の時の小説・・・これが縄文小説につながっているようにも(笑)。人生を左右する萌芽が実は絵本だったかもしれない。
怖いの原型はなんだろうか。その一つにお堀に落ちるというイメージがある。幼い頃の窓の縁から落ちた経験とも絡んでいるようだ。車から半蔵門のあたりの内堀を眺めたときの印象も影響しているかもしれない。怖いという感情との戦いのイメージもある。小学校のころの夜のお使いなどなど。怖いという感情も、いろいろ思索していくと人生にとって実に大事な経験と結びついているようだ。では嫌いという感情の原型は・・・これはさらに深い意味がありそうだ。
傾聴力 7/10
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