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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

健康とは何か?(傾聴力 6/10)

2018-05-03 | 第九章「愛」

 昔、ターミナルケアを受けている知人を見舞った時に、健康とは何かと考え込むことがあった。私より遙かに明るく元気なのだ。さらに、私は一時福祉の仕事をしていた時もあったが、その時も元気な障がい者に感動したことがあった。健康とは何だろうか?

 日本WHOのホームページを拝見したり、Wikipediaの健康を読んだりすると、いろいろヒントが得られる。世界的に、健康は単なる物理的な身体だけの問題ではなく、精神や霊性、そして社会的な概念にまで及ぶ、総合的でシステマティックなもののようだ。

 さて、U先生の生き甲斐の心理学からも、こうした健康の問題に関係する知識をいくつか学ぶ。一つは人間が、身体とこころ(生育史)と魂(宗教の世界)からなりたつという人間観。これは前にもずいぶん語ったので今日は省略する。

 次に、身体を中心とした健康を支える6つの要素だ。遺伝、老化、環境、自律神経、免疫、内分泌。

 不健康だと感じた時に、私たちはお医者さんに行くわけであるが、行かなくても自分でできる部分もある。環境だ。環境を変えるというのは大事だ。休息をとる。引っ越しをするなど何かから撤退する。などなど・・・

 それから、身体の内部の問題である自律神経や免疫、内分泌なども普段の健康への配慮でずいぶん違うようにも思う。安易に薬に頼るのではなく、私は東洋ストレッチや太極拳を下手なりにやっているが効果を感じる。運動も近くを散策する(歩く)程度だが、これも健康に良いようだ。さらに、感情生活を改善するということも関係すると思う。感情生活も生き甲斐の心理学も大事だが(笑)、数千年の歴史のある宗教にも素晴らしい英知が隠されているようだ。

 最後の一つはこころの病理の知識だ。それは、適応不能という概念。人は成長し人格が形成されるが、自力で解決不可能な事があると、適応不能状態になることだ。

 適応不能になる前に、自分の内奥にあるはずの回答を見つける。その力が傾聴力ともいえる。対象は自分であっても、他者であっても(この場合は支援)よい。以前にも述べたが、人は思考・感情・行動が風車のように状況に応じてくるくる回るようだと健康なのだろうが、それに異常をきたす。多くの場合は感情の処理の失敗のようだ。理想と現実、そしてその結果としての感情。次回から核心に迫ってみたい。

傾聴力 6/10

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