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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

錯乱をいろいろ考える(古代史の錯乱からの統合 1/10)

2017-06-24 | 旅・雑記帳

 やっと、他の話題の蔭に隠れたようだが、テレビから異様な錯乱状態の声が流れてきて、とても嫌な気持ちになったものだ。

 さて、自分の錯乱の経験をこれを機に考えてみた。まあ、錯乱といってもいろいろあるのかなとも思う。頭が真っ白になって、とぼとぼと道をあるくといった陰性のものもあれば、その反対のものも。あるいは人生を狂わし破壊する方向もあれば、新たな統合を産むような前向き?な錯乱もある。

 錯乱の感情とどう向き合うか・・・とても重要なようだ。

 歴史を振り返ってみても、スケールが大きいところでは、聖武天皇の不可解な遷都とその後の大仏建立(行基まで取り込んでの庶民にまで巻き込んだもの)。女性の持統天皇の壬申の乱参加、政権奪取時と吉野行幸も、何か錯乱の経験が隠れているようにも思う。聖パウロの眼からうろこも何か象徴的だ。錯乱が激しいほど、何か新たな統合も画期的なようだ。

 

古代史の錯乱からの統合 1/10

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